『錬金866話 辺境の谷に応援に行く』
『錬金866話 辺境の谷に応援に行く』
ケガをしているフェンリル族の人が言った。
とんでもない人物の名前が出た。
「グラーと、、、グラティアス!」
「グラーは知らないけど」
「もう一人はバカ勇者のグラティアスだ。フランツ様の憎んでいる男です。そのグラティアスが来たってことですよ」
「コメ神様、、、グラティアスとは王都で対談した時にいた男ですね。村は国と戦いたくない、攻めることもしないとコメ神様が言った。それなのに、この攻撃とは、私も怒りが来てます」
「グラティアスとは思ってなかった。でも間違いなくグラティアスがいるなら、俺は許さないぞ。今度こそ許さない」
グラティアスが来ていたのは驚いた。
別の冒険者だろうと思っていた。
なぜなら王都で俺は村は反逆しないと言ってきたばかりだ。
俺は国と戦うつもりはないと。
カエンも怒りを表に出す。
「勇者だけではない、勇者パーティーできたでしょう。それと他にも仲間がいるとわかった。敵の数は俺たちと同じか多いかだな。魔王からしたら勇者パーティーを潰す時が来たと言える」
「うん、思いっきり勇者パーティーをボコボコにしましょう!」
「、、、、、、モフルン気を付けてね、、、」
「うん、また来るから、待っててね」
フェンリル族の人は休ませた。
回復薬が少しあるので、与えた。
これでひとまずは平気だ。
問題はグラティアスだ。
神殿に行ったらしい。
何を企んでいるかだな。
「神殿はここから遠いの?」
「いいえ、遠くはない。ただ複雑だから誰でもたどり着けはしないのです。迷宮と呼ばれる理由です。私の後から来て」
「お願いする」
モフルンは神殿の場所を知っている。
俺たちはモフルンが歩くのを追う。
神殿はフェンリル族が作ったのかは知らない。
でも以前に女王からも話で聞いたような。
確かフェンリル族は神級の剣を持っていると。
神様がその剣を作ってフェンリル族もいた。
その剣は人族が取ると世界を制圧したいう。
でも女王が言うには、その剣は魔族や人族を切ると血を吸い取るとか言ってたな。
その剣のことだろうな。
神殿に行くなら、グラティアスが来たのは、その剣が狙いか。
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