『錬金863話 村にフェンリル族の知らせが来る』
『錬金863話 村にフェンリル族の知らせが来る』
なんだろうか、その剣とは。
俺も知りたい。
「ウルフキラーです」
「ウルフキラー!」
モフルンが最初に反応した。
「聞いたことあるの、モフルン?」
「ええ、ありますとも。ウルフキラーは古くから神級の剣とも呼ばれる。名前にある通り狼や人狼の我々に対して絶大な効果を発揮する。フェンリル族の最大の敵だとお母さんから聞いた。そのウルフキラーを持っているならお母さんが危険!」
「フランツ様、行きましょう!」
「俺も行く。だがモフルンが危険だ。敵にはウルフキラーを持っているのだ。モフルンは家に残ったほうがいい」
俺はモフルンに残るように指示した。
万が一の場合を考えてだ。
「嫌よ、私も行くわ! ウルフキラーを持っていようとも、必ず行きます」
「危険よ」
「残るべき。コメ神様が言うように」
「行きます」
「、、、わかった、俺たちと行こう。20人もいる敵だ。まだどれだけいるか不明だ。ガーター達にも伝える。残って村を守ってもらう」
「伝えましょう」
「あなたには直ぐに応急処置をしますからね」
「ありがとう、リア」
流血したフェンリル族には治療をする。
モフルン達と家から出る。
闘技場を目指した。
闘技場にはガーター師匠と魔王ストラマーベル、それに魔将娘の3人もいた。
訓練中だった。
「ガーター師匠~~~大変です」
「モフルンか、それに村長もスイにリアにカエンも。みんなで訓練にきたか、いいぞ、さあ訓練開始だ」
ガーター師匠はフェンリル族で、モフルンやトラムの師匠でもある。
俺らを訓練に来たと思った。
「違います!」
「違うのであります!」
「何が違うか説明してくれ」
「お母さんが敵に攻撃されたの」
「女王なら問題ないだろう。それに仲間も辺境の谷にいる」
全く不安に感じないガーター師匠。
「敵はウルフキラーを持っているのです。それで谷のフェンリル族が流血して来たのよ。だからフランツ様とみんなで谷に行くことになったの」
「なんとおおおおお、ウルフキラーを持っているだとおおお。俺が行くしかないだろう」
「いえ、ウルフキラーを持っているのです。ガーター師匠は村にいてください。敵がどれだけ居るか不明です。村に来る可能性も大いにある。ガーター師匠とストラマーベルたちは村の警備wしてて欲しい。俺が行ってくる」
ガーター師匠は行きたがる。
でおスイや俺で食い止める。
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