『錬金860話 勇者視点 辺境の谷で戦闘になる』
『錬金860話 勇者視点 辺境の谷で戦闘になる』
グラーに三賢者が応援する。
フェンリル族が女王と数匹。
グラーと対戦が開始された。
いくらグラーがウルフキラーを持っていても、相手はフェンリル族。
動きは速い。
見えないほどに速い。
グラーとて容易に切れるわけではない。
グラーを援護する。
俺もフェンリル族に向かった。
ミーシャも回復魔法で回復していた。
ミーシャの魔法も出る。
グラーを中心に総力戦となった。
最初よりはフェンリル族は圧勝ではなかった。
やはりウルフキラーが徐々に功をそうした。
フェンリル族の傷がはっきりと増えていった。
倒れそうになるフェンリル族もいる。
弱ったフェンリル族をランジェリが風の槍で攻撃。
ムルンチの雷撃も炸裂した。
「やったぞ、フェンリル族が倒れた!」
「ムルンチ、よくやった!」
「勢いは俺たちだ。もっと攻めろ!」
「、、、ウルフキラーさえなければ、、、」
女王は苦しそうに言った。
「グラティアス、いいぞ!」
「俺だって勇者だぜ」
俺も弱ったフェンリル族を切った。
グラーは遂に女王パタゴナの体を切り裂く。
ちょっと当たっただけでも女王は苦しみ。
もう残ったフェンリル族はいない。
いや一匹だけ去って行ったのが見えた。
逃げたのか。
一匹逃げたので、残りは女王だ。
「フェンリル族が一匹逃げた」
「あっははははは、ウルフキラーが怖くて逃げたらしいぜ女王さん。そんなに怖いかよ。なあ、これが伝説級の種族、フェンリル族なのかよ!」
「黙れ、、、ウルフキラーさえなければお前らなど敵ではない、、、」
「殺しはしない、神殿の場所を教えろ。教えたら仲間の命は助けてやるよ」
グラーは女王に取引きを出した。
弱った仲間のフェンリル族を助けるから場所を教えろと。
ここまで来ても神殿は見えなかった。
どこにあるのかは不明。
ならば女王から聞いた方が早い。
「誰が教えるかよ、、、この谷は迷宮だ。一度入ると迷宮になっており、簡単には出れない。過去にも多くの冒険者が谷に来た。神殿を探しに。しかし帰れないで死体となったさ」
「迷宮か」
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