『錬金854話 勇者視点 西の大陸で罠』
『錬金854話 勇者視点 西の大陸で罠』
フィーネルから誘われるが、頑なに断る。
明らかに嫌がっていると伝わる。
たぶん三賢者も疑って見ている。
ルーリンは行かないと決まった。
俺らは計画していた通りに進むとなった。
ただ結果は報告することと。
町の冒険者ギルトは騒ぎになっていた・
勇者パーティーが来て騎士団団長も来て、さらに三賢者が来た。
それほど大きくない町のギルドには見たことない姿だった。
冒険者には憧れの目で見てくる者もいた。
「グラー、じゃあ辺境の領地の方に出発としよう」
「まだ何かあるか、、、魔王アサマノキングには会うし、騎士団団長はいるし、本当に辺境の領地にたどり着けるか不安だ」
「大丈夫だ。もう邪魔はいない。騎士団は俺もわからない動きだったから。もう進むだけだ」
「よし、出発だ」
グラーを説得した。
魔王の後に、ルーリンまで出てきて、不安になったらしい。
町を出た。
騎士団はまだ町に滞在していた。
辺境の領地の方角に向かった。
馬車は速度をあげて走った。
俺は地図を見ていた。
ターバンド国の全体の地図を。
辺境の領地の周辺は何も書かれていない。
ほとんど人も住んでいない地域なのがある。
近い町ではシャドウ街があり、人口は普通か。
寄る理由はないのでスルーだ。
そして地図には付近に谷が書かれていた。
森のような図も書かれていた。
フェンリル族がいうとしたら、この地域が怪しいな。
他には辺境の領地では怪しい地域はなく思えた。
俺の判断でフランツの村を避けて通った。
地図にある谷がある地域に行った。
馬車は谷に来た。
谷の近くに来て馬車を止めた。
「谷で停車する」
「ここは谷があるの?」
「地図だと辺境の谷と書かれてある」
地図をフィーネルに見せた。
「谷が怪しいってわけね。他は何もなかったもの。全部荒れ地で何もない土地。ここだけ谷がある」
「ミーシャはどう思う?」
「谷を調査する。神殿があるかです」
フィーネル、ミーシャは賛成してくれた。
他の馬車も停車して三賢者らも降りた。
グラーは俺の所に来て、
「馬車から見ていたが、荒れ地しかなかった。神殿はありそうか?」
「この先だけ谷がある。ここ以外は何もない荒れ地だ。フランツの村は荒れ地を開拓してつくった村」
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