『錬金085話 勇者グラティアス視点』
『錬金085話 勇者グラティアス視点』
ケンタウロスは一気に迫っていた。
俺とミーシャは攻撃、Bランクの鬼龍の団と稲妻の団の両パーティーも参戦させる。
ケンタウロスが弓を放ってきた。
俺たちをベヒーモスと戦ったのを見ていたはずだが、それでも恐れずに攻めてきた。
「弓です、弓が来ます!!」
「みんなケンタウロスを切れええええ!!」
「魔法も打てえええ!!」
鬼龍の団が先に攻める。
ついで稲妻の団も後を追う。
まあ鬼龍にまかせても良いだろうな。
弓は放ってきても、ミーシャが防御魔法で防ぐ。
ミーシャがいるので、防御も鉄壁であった。
防御が完璧なので、魔法に集中できるよな。
鬼龍と稲妻は魔法を放った。
ケンタウロスに見事に炸裂したのは、なかなかの魔法の腕だった。
「やったね!!」
「ケンタウロスに魔法は効きます、ダレンムル!!」
「その調子で剣の部隊も攻撃だああああ!」
「剣で勝負します!!」
「ダレンムル、私も剣で行きま〜〜〜〜す」
「頼むぞ!!」
ケンタウロスとの激闘になる。
俺は先に剣での戦いには行かずに様子を見ていた。
ケンタウロスが剣術が効くのかどうかを見たかったからだ。
「私の剣を受けなさい、スターソード!」
アアアアアアアア!
ケンタウロスに剣が当たると、絶叫する声が上がる!
剣は通用する!
ベヒーモスとは違うな!
よし、今のを見ていた俺は結果に満足した。
大丈夫だ、この魔物は強いとは思うが、剣術はイケる。
体力はありそうだから、鬼龍の団と稲妻の団に囲まれていても、まだ倒れることなく、逆にこちらが傷を受けていた。
「強いです、ケンタウロスは強いです!!」
「こっちも攻撃していたけど、反撃されました!!」
「ケガ人出ました。いったん引きます!!」
ケンタウロスとの激闘で負傷者が出ている。
ミーシャが防御していても、防ぎきれないようだ。
やはりAランク相当な魔物だけはある。
簡単に負ける魔物ではなかった。
「ミーシャ、防御してやってくれ」
「防御魔法している。それよりグラティアスも攻撃参加してよね。見ているばかりでは、いる意味ないし!」
「わかっている。俺も攻撃参加する!」
ミーシャに指示を出したら逆に言い返される。
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