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『錬金843話 勇者視点 魔王と遭遇する』

『錬金843話 勇者視点 魔王と遭遇する』


「私が来たのをご存じでしたか。まさか私のストーカーですか」


「アホか、魔王の俺がなぜ勇者パーティーをストーカーするのだ」


「ていうか、勇者はなぜ隠れていた?」


 グラーが俺に言ってきた。

 かなり怪しんでいるな。

 攻撃に参加するだろうって目で見ている。


「三賢者の力を見せてもらっていたのさ、俺と組むからには実力を知りたい」


「そんなの必要ねえええええ!」


「グラーはリーダーって言ったろ、リーダーなら魔王を倒せよ!」


「うるせええ、戦ってたろうが!」


「ミーシャに助けられたのだから、むしろ感謝しろおおおおおお」

 

「勇者が組むとは?」


 俺が組むと言うのを聞いた魔王はもっと怪しむ。


「でも怪しいです魔王様、西の国の勇者パーティー。東の国の三賢者。二つが一緒に馬車に乗って西の大陸に移動する。今までにない行動。変ですね」


「、、、なぜ西の勇者パーティーが東に来て、三賢者とまた西に戻るのだ。考えられるのは西でお前らが誰かと大規模な戦いをするしか考えられないだろう」


「カヴァティーナ、わかりました! アサマノキング様、こいつら勇者はストラマーベルを討伐するつもりですよ。勇者パーティーにとって最大の敵である魔王ストラマーベルを総攻撃する。ただ戦力が足りないから、東の三賢者とかに応援を出したのです。三賢者を加えたらストラマーベルを討伐出来ると! どうですかカヴァティーナの考えは?」


 カヴァティーナが意見を魔王に言う。

 考えは不正解だった。

 だが、普通はそう考えるのが最も正しいかな。

 なぜならアサマノキングはフランツは知らない。

 幹部の魔女子団もフランツは知らない。

 だから、ストラマーベルを討伐と考える。

 問題はグラーが本当のことを話すかだ。

 別に話す必要はないので、嘘を言ってもいい。

 魔王にすべてを話すことはない。

 ここを切り抜けるのが先決だ。

 ミーシャとフィーネルも合流して、まだアサマノキングらは戦う気があるかだ。

 戦う可能性もある。

 魔族てのは好戦的だ。

 計算はしない種族だ。

 後のことを考えるよりも、いま三賢者と勇者パーティーを討伐してしまえという思考回路と思う。

 

「カヴァティーナ、お前は優秀だな。褒めてやろう」


「うわああああああ~~~~アサマノキング様に褒めてもらったわ~~~~~~~~~」 



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