『錬金840話 勇者視点 魔王と遭遇する』
『錬金840話 勇者視点 魔王と遭遇する』
「魔王に魔女子団、、、」
魔女子団は女三人。
女といえ魔王の幹部クラスだろうことは伝わった。
三賢者の会話からは、お互いに知っている風だった。
これまでにも出会っていると思えた。
問題はなぞここに来たかだ。
「おいおいアサマノキング、なんで俺らの馬車に来た。俺らを狙っていたか」
「そうだ。昨日に西の大陸から馬車が王都に来たな。我が魔王軍の監視から情報があった。気になって監視を続けさせた。するとどうだ、朝からこのありさまだ。三賢者揃って馬車で大移動。なにかあるな。この人数で行動することはめったにない」
「そうかい、俺を監視していたのかい。ご苦労なこった。暇人か魔王は」
「暇人とか言うな!」
「どう考えても暇人だろう。別にお前にどこに向かうのかも言うこともない、退いてくれ」
グラーは魔王に引けという。
たぶんやり合いたくない感じだ。
ここで魔王と戦闘は予定外。
魔王に引かせるつもりだ。
だが魔王はどう出るかな。
「退けないな、西の大陸に行くのはよほどのことだ。説明しろよ」
「そうですわ、アサマノキング様に説明しなさい、説明しないなら、三賢者とも痛い目に合せます、それでもよろしいですか」
「カヴァティーナですか、魔王だけでなく魔女子団まで連れてくるとは。戦うつもりですね、いいでしょう、三賢者のランジェリが相手になりましょう!」
ランジェリが構えた。
ヤル気だな。
魔女子団に対抗心をぶつけた。
辺境の領地に行く前に、魔王と戦闘かよ。
最悪だろう。
本気でやるつもりか!
「魔剣乱舞を受けなさい、うるさい女三賢者!」
魔剣乱舞とかいう攻撃をしてきた。
戦闘が始まった。
カヴァティーナの剣による攻撃だ。
俺は後方に下がった。
あいつら三賢者と魔王らの実力を見せてもらおうかな。
「ランジェリ待て、勝手に戦うな。目的は魔王アサマノキングじゃない!」
「もう遅いわよ、それにこいつらは引かない。私の魔術を受けたら黙る、風の槍ウインドランス!」
「ちぇっ、仕方ない、俺も戦うしかないか」
いきなり魔王アサマノキングと魔女子団の攻撃が開始だった。
場所は何もない平原。
戦闘には戦いやすい。
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