『錬金834話 勇者視点 三賢者が現れる』
『錬金834話 勇者視点 三賢者が現れる』
「私はその話に乗るわ。ターバンド国とは上手くいってないし。私のこと低く見過ぎているわターバンド国は。私が最強の魔術士だってのを忘れている」
「ミーシャと同じ。ターバンド国と組むよりも覇者の剣を手するなら、期待できる。ターバンド国はフランツを管理できないだらしない国王よ。ヤニス国王はいずれ失脚すると思う」
「ミーシャとフィーネルも、ジャカラン国との話に参加は認めるわけだな。俺も参加する」
「いいわよ」
「3人で参加で決まり」
話は決まった。
結論はジャカラン国と一緒にフェンリル族の神殿を探すことで納得。
覇者の剣を入手もできる。
悪い話ではないという感想。
逆にターバンド国にいても良い感じがない。
フランツを管理できない国王に将来はないという言葉も出た。
そうなればいい。
俺を減給にしているバカ国王め。
「それでは勇者パーティー3人は私の考えに賛成する。異論はないな」
「はい」
ランガ国王との会議は終わった。
最後にランガ国王からの言葉があった。
「まだ紹介してなかった。今回の作戦に際して、私の信頼する冒険者を紹介する。天地の三賢者。炎術の弾よ部屋に入れ」
国王が呼んだ。
俺たち以外にも討伐メンバーがいるとは思ったが、どんなのが出てくるかな。
部屋に呼ばれた者がぞろぞろ入って来た。
結構な人数だな。
「私はハルネール。炎術の弾の団長だ。パーティーランクはA。メンバーは15人所属する中規模パーティーだ。よろしくな西の勇者パーティーさん」
「よろしく」
来たのは15人の炎術の弾。
団長のハルネールは女だ。
国内でも有能なパーティーと思えた。
ミーシャとフィーネルも挨拶した。
「そして俺は天地の三賢者のグラー」
「私はランジェリ、賢者だからね。女でも国内ではミーシャと同じで最強クラスの魔術士です」
「俺はムルンチだ。3人の賢者で天地の三賢者だ。知っているだろう、西の大陸でも俺たちの名前は」
天地の三賢者か。
名前は聞いていたが、ここで登場とはな。
見たのは初めてだが若い。
俺らと変わらないのでは。
「あ~~~~~ら、最強の魔術士は私一人ですけどランジェリ。それははっきり言っておきますけど」
ミーシャは同じ魔術士として比較されて一言言った。
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