『錬金832話 勇者視点 東の大陸ジャカラン国へ行く』
『錬金832話 勇者視点 東の大陸ジャカラン国へ行く』
国王が言ってるのは神話の剣なのか。
ウルフキラーとはどんな剣だ。
フェンリル族のだけ効果がある。
フェンリル族を退けられる攻撃力を備えているというのか。
「神話ではありませんフィーネル。ウルフキラーは実在する剣です」
「信じられません。確かに神話上と聞いてます」
国王が実在というがフィーネルは疑っていた。
実際はどちらなのだ。
あるなら、フェンリル族を恐れること無くなる。
フランツの村の戦力は落とせる。
「信じないか。ふふふっふ、信じないなら、これなら信じるかな、持ってこい!」
兵士に命令した。
すると一本の剣を持ってくる。
まさか、その剣はウルフキラーとか?
国王に手渡す。
「見ろ、これがウルフキラーだ!」
「ええええええ~~~本物ですか~~~~」
フィーネルは驚く。
そりゃあ、神話だと思っていたのが実在したら驚くだろう。
ミーシャも見ているが信じるしかない顔だ。
「本物があったのか。フェンリル族は怖くないとなる剣。恐ろしい剣だ」
「俺に触らせてくれ」
俺は剣には特別な気持ちがある。
神話級の剣なら、触らせて欲しい。
国王にお願いする。
「おっと、これはグラティアスには触らせるわけにはいかないのだ」
「触らせないのか。残念」
クソ、触らせてくれなかった。
神話級の剣を触りたい。
触らせろ!
「元はフェンリル族と良好だった。しかしフェンリル族とトラブルになった。険悪な関係になって、ウルフキラーがあるため、フェンリル族は我が国から去ったのだ。だがフェンリル族はあるものを持っている。覇者の剣だ。あれはフェンリル族が持っている。フェンリル族にしか制御できないまさしく最強の神級の剣。欲しかったが取れずに去ってしまった」
「ウルフキラーを嫌っているのは間違いないとして、覇者の剣は見たのですか。俺も覇者の剣は探していました。歴史では覇者の剣を持つものが世界を支配してきたのは事実です。俺は情報を必死に集めたがどこにあるか不明でした」
これが本当の情報なら俺の欲しい剣が俺に近づく。
俺の手に覇者の剣が来る日も近いか!
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