『錬金826話 勇者視点 東の大陸からの招待』
『錬金826話 勇者視点 東の大陸からの招待』
「俺をつけて来た奴がいる。ぞっと俺を監視している。そこのテーブルの奴」
俺がミーシャとフィーネルにつぶやいた。
ミーシャは気づかれないように見た。
数は4人。
男女だ。
服装は普通の市民。
だが俺の目はごまかせないぞ。
「、、、監視っぽいか。誰かしら。どこの回し者か」
「どうするの、無視する?」
「いいや、俺が言ってやるよ、、、、、、あのさ~~~そこの人達さ、俺に用件があるのかい?」
フィーネルは無視かという。
俺は無視はしない。
俺から話かけた。
「、、、」
無言かよ。
何も答えない。
「そこのおっさんだよ」
「私だな。グラティアスだね。さすがに勇者パーティーを尾行は難しいですね」
男は俺の方に来て言った。
他の男女も来た。
「それで、誰かなあなた達は。答えないと痛めつけるぜ」
「それは止めてください。我々は戦いは望んでません。グラティアスと勇者パーティーに話があってきたのです。どうか話をしましょう」
男は攻撃的ではなかった。
むしろ話し合いを望んできた。
実際に敵意は感じなかったので、席につかせた。
じゃあ俺に何の話があるのか。
「どんな話だ、簡単に言いなさい。私はミーシャ」
「ミーシャのことは知っています。そこで勇者パーティーの3人に話があるのは、私らはこの国の者ではありません。東の大陸、ジャカラン国の使者です」
「ジャカラン国の使者?」
「何しに来た?」
ジャカラン国の使者とは予想してなかった。
ジャカラン国はこの国からは距離はある。
わざわざこの西の大陸にまで来るからには、それなりの理由がある。
しかも俺たちの勇者パーティーを名ざしである。
ますます聞きたい。
「はい、来た理由は国王からの伝達があるからです。我がジャカラン国の国王はグラティアス他のパーティーにジャカラン国に来るように言ってます。理由はファイアドラゴンの件です」
「ファイアドラゴン、、、」
ファイアドラゴンと言った。
カエンは最初はジャカラン国にいた。
それを俺がコメで誘い出して最終的にはフランツの村に誘導させた。
その点についてか。
俺がファイアドラゴンと接したのは知っているからな。
「ファイアドラゴンは現在はどこにいるのですか?」
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