『錬金822話 裁縫スキルを試す』
『錬金822話 裁縫スキルを試す』
スパルネの挑戦はいい結果だった。
裁縫スキルが獲得されていたと判明したとスパルネも認める。
スパルネの分のミスリル針は作った。
他の蜘蛛族の女性も裁縫スキルがあると思っていいよな。
聞いてみる。
「スパルネ以外の女性も裁縫スキルがあるのですよね」
「ええ、スパルネのを見ていて間違いないです。我らの裁縫スキルも獲得されています。自信を持って言えます」
良かった。
他の仲間も成功したようだ。
5人は裁縫スキルが使えるとなる。
リアも服が復活して喜ぶ。
「リア、良かったな。これで誰にもお尻は見られないで済むな」
「はい、あれは恥ずかしかった。私の服は全部で二枚しかない。スパルネ達のスキルで服を作って欲しい」
「それは今はできない。まだ服を裁縫する知識がないです。知識のある人に教わるのが早いかな」
「知識のある人は村にはいないとなったら、難しいですね。フランツが考えてちょうだい、もっと服が欲しいの」
リアは切実に訴えてきた。
俺もそう思うな。
良い方法を早急に考えるほかない。
裁縫スキルとミスリル針はある。
後は具体的な作る知識が足りなかった。
経験者がいないのだった。
迷宮から去るとなった。
リアの服が直せたからで、目的は達成した。
地上に出た。
3日間ぶりの地上だったから、めっちゃまぶしい。
太陽がこんなにもまぶしいとは。
手で目を隠すほどだった。
「太陽がまぶしい」
「急に暗い迷宮から出たから目が慣れてないのですよ。すぐに慣れますよ」
「目が慣れたら農地に行きたい、一緒に来るかい?」
「農地ですか、いいですけど」
「私の行きます」
「どうしても見たいのがあるんだ、じゃあ俺と農地に行こう、ニンジン農地だ。以前にモフルンが植えたのだよ」
「モフルンが植えたって言ってたね。ちゃんと成長しているかしら」
「なにそれ、まるで私には農作業が出来ないみたいです!」
「そんな気がしたもの」
「カエン~~~~!」
モフルン植えてくれたに植えた。
もう成長してしまっていると期待したい。
迷宮にいる時から気になっていた。
そうしてニンジン農地へと行った。
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