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『錬金821話 裁縫スキルを試す』

『錬金821話 裁縫スキルを試す』


 2階層で少しだけ採掘して、ミスリルの素材は集めた。

 ミスリルがあれば錬金術が使える。

 道具を作るとして、裁縫といえば思いつくのは針だよな。

 ていうか、針と鍵針しか思いつかない。

 形は先端が鍵の形をしていたと思う。

 編み物で使う道具だろう。

 それとハサミもいるかな。

 糸や布を切るのにハサミがあると便利だ。

 最初に針を作る。

 ミスリル素材を錬金術で成形した。

 針の形に成形した。


「これは、なんですか。細い金属の棒ですが」


「ミスリル素材で作ったミスリル針だ。糸をひっかけて使う道具だ」


「なるほど、糸をひっかけることで縫ったりできます。村長はどうやって思いつくの?」


「王都で見たことがあった。それを真似した。スパルネに渡すよ」


 王都で見たとか適当に言ってしまった。

 実際は小学校レベルの知識です。

 たぶん大丈夫と思う。


「ミスリル針ですか。蜘蛛の糸をひっかけて縫ってみます」


「頑張ってスパルネ!」


「リアのドジを救ってあげてちょうだい!」


「私のドジってなによ!」


「リアのお尻を隠して!」


 スパルネは声援を受けて裁縫を開始した。

 破れた服に蜘蛛の糸を通す。

 するすると進んでいき、見事に破れた部分を糸で縫われて、綺麗に裁縫された。

 凄いな。

 これが裁縫スキルなのか。

 ミシンで縫ったみたいに縫われてているぞ。


「うわああああああ、スパルネ、天才です!」


「早いです! 綺麗にくっついてます!」


「リアのお尻は隠れますね!」


「成功です。どうですか村長、裁縫スキルが発動して何もしてないのに縫えました。裁縫スキルよりも、村長のミスリル針の影響かもです」


「ミスリル針があるから、早く綺麗に縫えたか。俺の錬金術とスパルネの裁縫スキルが相乗効果が発揮されて、より早く正確に縫えたともいえるな」


 裁縫スキルがあるし、ミスリル針の力とで合わさってより良い結果になったと考えられる。

 リアは完成した服を手に取った。


「ありがとうスパルネ。二枚しか服がないから助かるよ!」


「蜘蛛族流の裁縫スキルです。魔族の力です」


「蜘蛛族流は便利!」



下にある☆☆☆☆☆に


★応援してもらえると嬉しいです。


ランキングに入れるように頑張りたいです。

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