『錬金819話 蜘蛛族と結婚生活する』
『錬金819話 蜘蛛族と結婚生活する』
蜘蛛族と会話していたら、急に話が俺と結婚をしていたいという。
俺のどこがいいのかと聞きたい。
魔族でもないし、特別イケメンでもない。
金もないのに、俺と結婚したいというのは、不思議だった。
やがて再び夜の生活となり、迫ってきた。
蜘蛛族の女性とはそうして3日間を過ごした。
なんとか3日間がたち、スパルネ達の体に変化があるのかが興味深い。
俺はスパルネに直接聞いてみる。
「ついに3日間がたった。どうかなスパルネには以前と比べて変化はあるのかい?」
「裁縫スキルが発動しましたああああ~~」
「発動ですううううううう」
「村長のおかげさまでですよおおおおおお」
「うわあああああああああ~~~~」
スキルが発動したらしい。
それと他にも蜘蛛族の女性はみんなスキル発動だ。
それは良かったが、嬉しさで俺に抱き着いてきたのだ。
5人が同時に抱き着いてきたから、重力で俺は倒れていた。
うわあああ、重たいですね。
「体の中で変化が起きた。急に、古い言い伝えは本当でした。蜘蛛族の女性は裁縫スキルがあるのです。村長のおかげでスキルが増えたのです!」
「まだ裁縫スキルかは不明ですけどね。リアの服を縫ってみたらわかります」
「そしたらさっそくリアを呼んでこよう。リアの破れた服も一緒に持ってきたい。実際にスキルなのかを確認する」
「私が呼んできます」
蜘蛛族の女性がリアを呼びに行く。
リアの破れたお尻の部分を縫えるかを見るためだ。
スキルが獲得できたとして、それが裁縫スキルかを見極めるためだ。
スキルは最初から備わっている場合と、後から獲得スキルがある。
今回は後から確認するスキルとなる。
実際に使うのがはっきりする。
直ぐにリアが迷宮に降りてきた。
「やっと会えた、元気だったああああ~~」
「ああ、元気だよ。ろくに仕事をしてないしな。疲れもないさ」
「ご主人様、、、スパルネとの結婚生活はいかがでしたか」
「何ともないよ、いつも家でモフルンとも暮らしているのと同じだった。心配はいらない」
多少の密着することはあったけど、そこは大目にみて。
何もなかったというとモフルンは安心したっぽい。
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