『錬金817話 蜘蛛族と結婚生活する』
『錬金817話 蜘蛛族と結婚生活する』
王都で生きてきたから、時計は初めからあった。
時計に合わせて生きてきた俺は時計がないと変になりそうです。
時計を作ることができるかな。
時計内部の構造は複雑すぎる。
素人が思い付きで作れるレベルのものではない。
時計なしで生活するようだ。
時計がないのも慣れれば逆に楽しいかもだ。
「それではスパルネ達は自由に寝たり起きたりしているのだな、自由でいいなあ」
「自由なのか、わかりませんけど、迷宮にいる魔族は寝るのに、決まりはないですからね。村長と寝るのも嫁です。村長の横に行ってもよろしいですね」
スパルネが俺が横になっているところに覆いかぶさってきた。
おいおい、俺は寝るのに!
スパルネの体が俺に迫ってくる。
凄い迫力だ。
ここまでしなくていいのではないか。
「いや、ちょっと待ってくれ、結婚生活するのは形だけでいいのだろう、ここまでしなくても」
「いいえ、我らは3日間は村長の嫁ですから、体も村長に奉仕すると決まっております」
「決まってるの!」
俺の上に乗っかるようにして言った。
体が密着した。
俺は寝たまま動けません。
まさか、夜の夫婦生活もするとは思ってもみなかった。
スパルネが本気なのはわかる。
俺と密着する。
「村長、我らも参加します」
「ええええええ~~~」
なんと他の蜘蛛族の女性も俺の寝ているところに来た。
しかも服は薄い下着っぽい感じだ。
これは夫婦生活ではないだろう。
もはやハーレム生活ですよね。
俺はじっとしていた。
彼女らは俺と密着する。
「こいうのは不味い。これ以上は不味いから、あくまで横で寝るだけにしよう、これは俺の命令だ」
危険すぎるので命令した。
「村長はこういうのはお嫌いなの、、、男性はみんな好きかとおもってました」
「嫌いではない。好きとかじゃなくて、あくまで形だけでいいのではないかな。ここまでしなくても、、、あははは」
「まあ、村長ったら、恥ずかしがらなくていいのよ、、、ほら、じっとしてて」
「そうですよ、じっとしてたらいいのよ」
この感じで朝まで眠れるかな。
大丈夫か、まだ初日だぞ。
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