『錬金815話 蜘蛛族と結婚生活する』
『錬金815話 蜘蛛族と結婚生活する』
スパルネ達はせっせと働いている。
俺は見ているだけで地上にいるよりも楽だった。
仕事を終えてスパルネ達は俺の方に来た。
俺はみんなにお疲れを言う。
「皆さんお仕事お疲れ様です。休みなさい」
「はい、休みます」
「ふ~~疲れた」
「私も疲れました」
仕事が終わり疲れたようだった。
休んでもらった。
その日は夜になってきて、夜のご飯を食べる時間に。
「ご飯は蜘蛛族は食堂にて食べていた。でも今日から3日間はここで食べましょう。その方が結婚生活っぽいですからね、いいでしょ村長」
「ここで? まあいいけど」
てっきり食事くらいは地上に行けるかと思っていたが違った。
迷宮にてご飯は食べるというので、頷いた。
食事はどこでも食べられるからで、スパルネ達が地上から運んできて、3階層で食べる。
それでスパルネ達は地上に行った。
料理を運んで来てもらった。
運ばれた料理は、とてもいい匂いのチャーハン風だった。
美味しそうな料理だ。
「さあ、どうぞ村長、運んできましたよ。料理は焼き飯だそうです」
「うん、美味い、俺の大好きな料理だな」
マジで美味いです。
中華料理屋に来た感じだ。
「村長、、、私が食べさせてあげます、、、お口を開けて」
えええっ、蜘蛛族女性が来て俺に焼き飯を口に持ってくる。
マジか、これはなんだ。
そうか夫婦だからか。
「自分で食べられるよ」
さすがに自分で食べられると言い、断った。
断れば大丈夫と思ったら、
「ダメよ、私は嫁なのよ、嫁はこうするものでしょう」
どこで決まったのか。
蜘蛛族の嫁の常識がわからない。
蜘蛛族の常識ではこれが当たり前なのか。
だとしたら逆らえない。
「嫁はこうするもの? 蜘蛛族の女性はこうするのが普通なのかい?」
「そうよ、口に持っていって食べさせるのがね、はい、口を開けてね村長~」
いいのかな、こんなことをして。
まあ、いいのだろうな。
蜘蛛族の女性がいいと言っているのだから、俺は従えばいいか。
俺は自分の口を開けて焼き飯を食べさせてもらった。
美味しいな。
焼き飯が美味しい上に、とても可愛い蜘蛛族の女性から食べさせてもらった。
美味くないはずはないです。
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