『錬金814話 服を作る』
『錬金814話 服を作る』
「出来るかはわからない、経験したことないんでな。そもそも一人でも難しいと思うぞ結婚生活するのは、それが5人だ。失敗したらリアの服は戻らないと思ってくれ」
俺にもわからない。
一人の嫁でも難しいと思う。
それが5人同時てヤバいだろう。
想像がつかない。
「リアの服を直すにはフランツ様が頑張るしかないので、迷宮に残って生活すると言うことに決まりでしょう。私は不安ですが」
「私の服のために迷宮に残る。なんだか変な気もするけど、お願いする」
リアはあらためて俺にお願いした。
俺も変な気がした。
よく考えると変である。
ここには逆らえない空気があり、やるしかない空気になった。
「がんばれ~~~」
「応援する~~~」
「わかった、俺は頑張るよ。スパルネと他の蜘蛛族の女性さん、俺を3日だけこの階層にてお世話になるのでよろしく」
「よろしくお願いいたします」
こうしてリアやスイらは地上に帰った。
俺でけ3階層に取り残された。
迷宮に来ても地上に帰らない日はなかった。
俺は何をしたらいいのかと悩む。
「村長、今日から私達はあなたの嫁です。嫁としてふるまって結構です」
「どうぞお好きに」
お好きに?
嫁て言われても実感ないしな。
まあスパルネ達は糸を作る仕事をしてもらうのがいいだろう。
俺は見ていればいい。
それが楽でいいと思う。
「スパルネ達はいつも通りの仕事をしてなさい。俺はここで監視する。ちゃんと働いているかをな」
「監視ですか、それは私達を見つめていることですね。つまりは村長に見つめていながら仕事をする、凄い視線を感じてします」
「いや、そういうことでもないのだが、、、」
俺の言いつけ通りに作業にはいった。
スパルネ達は俺が見ているとなって、なぜか視線を感じているらしい。
作業は順調に進んだ。
俺は何もせずに、ただ座っていたり、寝転んだりした。
これならイケそうだな。
思っていたよりも楽勝だな。
不安だった結婚生活とやらは、初めて見たら楽勝だった。
このぶんだと3日くらいは直ぐに過ぎてしまうだろう。
3日といわずに10日でもいけそうだ。
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