『錬金813話 服を作る』
『錬金813話 服を作る』
カエンも安心する。
まあ一定時間ならいいという判断か。
「村長と私とが一定時間、この迷宮で過ごす。そうなれば裁縫スキルは発動されますので、地上に戻れます。発動したかは自分でわかる。おそらく、3日くらいじゃないかな」
「3日か。そんなに長くはないわね。でも3日でもスパルネと夫婦になる。これは私にとっては寂しい3日になる」
「スイの気持ちわかる、たとえ3日でも一生に感じると思う」
一生はないだろ。
「モフルンは考えすぎだよ。フランツは裁縫スキルの為に頑張る。別にフランツと普通に過ごすだけならいいわよ。私達だって地上で家で一緒に暮らしているのだからさ」
リアは一番まともだった。
スイとモフルンは慌てていた。
リアの言う通りだ。
普通に過ごせばいいのだよな。
難しく考えることはないわけだ。
「スパルネとフランツ様は繊維の国際市場に行きました、そこで宿に宿泊したと。その時は発動しなかったの?」
「あの時は一日だけですから、短かったのでしょう。もう少し長い時間宿泊したら発動していた。まあ市場では糸を売るので頭がいっぱいでした。裁縫スキルとかは考えてませんでした」
「ご主人様、頑張ってください。何かあったら、直ぐに地上に戻ってください」
「モフルンは大げさだ」
「これでフランツ様が迷宮に残るのが決まった。私たちは地上で待つのみです」
「お待ちをスパルネ、、、」
「どうした?」
仲間の蜘蛛族の女性が来てスパルネにいう。
女性は5人いた。
どうしたのか?
まだスパルネに何か言うのか。
「スパルネだけにさせるわにはいかないです。我らも一緒にする」
「なに、、、あなた達もですか、私と一緒に村長と結婚生活すると?」
「はい、スパルネだけにさせるのは大変です。それなら我らも一緒にします。そうしたら裁縫スキルが使える人数が増えますし、いいでしょう」
なんとスパルネだけでなく、仲間の蜘蛛族の女性も参加を希望した。
希望したのは4人。
そうなると5人の女性と結婚生活するとなる。
「えええええ、あなた達も!」
「多すぎる! コメ神様が男一人ですよ!」
「フランツ様がハーレム状態になる。出来ますか?」
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