『錬金812話 服を作る』
『錬金812話 服を作る』
「ご主人様しかいない」
「そうなるとスパルネはフランツと生活する。条件が整えば裁縫スキルが使えるようになる。これでいいの?」
「はい、ですが、私も確実とは言えません。なにせ迷宮は長い間ずっと地上と迷宮は閉ざされて来ました。よって人族と交流もゼロです。古くから蜘蛛族流の裁縫スキルがあると言われて来ただけで、誰も実際には見ることはできません」
「スパルネも仲間もみたことないのか。でもフランツ様と生活するのをしたら、条件が揃うとさされている。生活するとして、、、どこでどうするのかな。例えば迷宮でスパルネと過ごすとか」
スイが生活の中身を聞く。
俺も気になるのはその点だ。
実際に生活するっての中身が重要です。
「はい、聞いている言い伝えでは、過去には人族とともに何日か寝て、ご飯を食べて過ごすと発動したとあるのです。ようは、私とフランツ村長とで結婚生活をすると思っていいでしょう」
なんだって?
スパルネと結婚生活!!
いきなり飛躍しすぎでしょう。
でも生活するっていうと、間違いではないのかもな。
「結婚生活!」
「コメ神様が結婚! 蜘蛛族を嫁にするわけだ。うううう、悲しいです」
「ご主人様を取られる~~~~嫌だああああああああ」
「俺だって困るぞ、いきなり結婚生活しろと言われてもな」
「でも、裁縫スキルが欲しいなら、スパルネと結婚するしかない。まだリアとも婚約中だし、私とも婚約する予定でしたが」
スイは俺と婚約する予定とかいう。
「私もスイと同じです」
「モフルンもか」
「スイと同じく」
「カエンも!」
「それじゃあ、みんながフランツと結婚したいのを、差し置いてスパルネと結婚する。これを認めるのフランツ?」
リアから認めるのかを判断を決めさせられる。
俺に決めろって、困るよな。
そもそも俺は誰とも結婚する気はまだないからな。
「ふふっふふふふふふ、皆さん、そんなに心配は要らないですよ。結婚生活するのはある一定の期間と決まっている。その短い期間が終われば、生活は解消してもいいのです。裁縫スキルはその後も使えますから」
「なんだ~~~良かった~~~」
スイはホッとしていた。
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