『錬金805話 大浴場にてマッサージ』
『錬金805話 大浴場にてマッサージ』
さっそく水竜乙女団の二人による水竜の癒しが行われた。
ほてった体にひんやりとした手が触れて癒される。
お客様も思わず顔は癒される。
「ああああああああああああ~~~~気持ちいい」
「うううううう、冷たくていいいいいいいいいいい」
「僕も次、お願いします」
「私も!」
「はいはい、並んでください。順番でしてあげますよ~~~」
「並んで~~~」
エルリスン、ロウティエは初めてなのに、もう行列ができていた。
凄い人気だな。
マッサージは俺が思っていた以上に人気だった。
二人では足りないくらいに。
有難い話です。
入浴もほぼ終わり、次に進んだ。
「スイ、次は食堂だ。喉が乾いているからな」
「私も飲みたいです」
食堂に集まった観光客は、用意された飲み物を取った。
特に人気はビールだった。
子供はオレンジジュースだった。
ビールは入浴すると美味しいみたいだ。
俺は酒はあまり日飲めなかった。
ビールもそんなには飲めない。
でもお客様はグイグイ飲んでいた。
「うわあああああ、このビールは美味いな~~~」
「初めてだ、こんなに美味いビールは!」
そこで商人のフィデリオゴンが来た。
「村長、ビールは大好評です!」
「ありがとう、みんな凄い飲んでいる」
「前回に来た時に、ビールを購入して町に持ち帰った。それで周りの酒好きに飲ませたところ、衝撃を受けたのです。飲んだことないのどごしだそうで、観光客は飲みたがってました。また購入したいです」
「喜んでくれて嬉しい。ビールはたくさんある。ぜひとも購入してくれ」
ビールは前回に商人に販売したのだった。
忘れていたが、大好評だったと。
これでビールも村の特産品になるのは確実だ。
「もちろん、コメや野菜も全部売れました。また買いたいです。それでビールに関してですが、ビール祭りがあります。ちょうど開催される時期ですので、村のビールも出店したらどうですか」
商人からの話ではビールの生産者が集まりコムギを祝うらしい。
王都でもそういう行事はありそうだな。
農家が豊作を祝うのは。
俺も農業を始めた者として、参加するのもいいだろう。
人脈もできるし、同じ生産者の知り合いもできる。
「参加したい。今度詳しく話を聞かせてほしい」
「わかりました」
☆☆☆☆☆に
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ランキングに入れるように頑張りたいです。




