『錬金798話 冷蔵庫を作る』
『錬金798話 冷蔵庫を作る』
「そうか、スイは氷が作れるから、おもいっきり冷えた氷を作ってよ」
「キンキンに冷えた氷ね、いいわよ、作るわ!」
「手から出た!」
「水と同じだ!」
「さすがアイスドラゴン、私と同じ魔竜だけはある!」
スイが手から氷を出した。
水は出せるけど氷も出せた。
氷は大きくて、箱の内部にぴったりな大きさだ。
氷を奥に置いた。
「手から氷を中に置きました、これでいいの?」
「いいよ、ありがとうスイ。これで内部は冷えて温度は下がる。一定時間は冷える」
「どれくらい持つの氷は?」
「そうね、一日は楽にもつわね、一日たって氷が解けたら、また私がここに氷を作りにくればいいわね」
「解けたら作れるから便利だ。これが錬金術の冷やす箱か。とても便利だな、魔都にもないです」
「村長に聞いてもいい~~こんな箱はどうやって思いつくのかしら」
次女のレシピナが聞いてきた。
日本人とは知らないから、適当にごまかすか。
「ひらめきだ。頭にひらめきがあった。タンパから相談されて思いついた」
「まああ~~天才ですか村長は、ありがとう~~好きになっちゃう!」
レシピナが俺にキスをしようとする。
もちろんキスする振りだが、カエンが止めに入る。
「むむ、キスはさせませんよ!」
「冗談ですよ。村長」、今日から使えるのですよね」
「使えるよ、がんがん使ってくれていい、名前はミスリル冷蔵庫だ」
「ミスリル冷蔵庫?」
「冷蔵庫、、、聞いたことない名前ですが」
「魔都にはない設備だ。恐ろしいものですわ錬金術。村長の錬金術があれば世界を征服できるかも」
「征服しません!」
「冷蔵庫~~~~~完成!」
「肉は腐りやすい、それと牛乳もだ。牛乳は冷蔵庫に保存しよう」
「スイが忙しくなる」
「頑張って氷を作ります!」
ミスリル冷蔵庫が完成した。
思いつきで作ったにしては、いい出来だろう。
冷蔵庫があれば肉や野菜を保存可能となり、無駄がなくせるな。
まさか魔族から無駄をなくすのを提案されるとは予想もしてなかった。
牛乳は特に腐りやすいから、冷蔵庫を作ってよかったといえる。
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