『錬金796話 冷蔵庫を作る』
『錬金796話 冷蔵庫を作る』
魔王のイメージではないとか、スイが言い出した。
どんな魔王のイメージを持っているのか聞きたいです。
それはいいとして、肉などを捨てずに置くには、思いつくのは冷蔵庫です。
腐らないように冷蔵と冷凍の機能がある。
冷蔵庫を要望してきたか。
果たして錬金術で作れるものかな。
ちょっと機械的なことになるから、今までは考えてなかった。
でも村の食材のことを考えたら、必要な設備とも言える。
タンパの言うのは納得する。
「タンパの意見は最もだ、食材を大事にしたいと思うのは良いことだよ、俺はタンパの考えを受け入れたい」
「貯蔵するのを錬金術で作るとして、どんなのが作れるの」
「倉庫がある、倉庫でいいじゃん」
「いや、倉庫は温度が高い。肉や野菜が腐ってしまうと食べたら食中毒を起こす。魔都ではストラマーベル様にそんな料理は出せないので、常に良いものを出していた。余り物は処分していた」
「なるほど、魔都では全部捨てていた。村ではもったいないと考えたのね。タンパに謝る、誘惑とか言ってしまったことを」
スイはタンパに謝罪する。
タンパの気持ちを理解したからだろう。
「いいえ、誘惑する気持ちも少しはあるけど」
「あるのかい!」
「やっぱり!」
「だめかしら?」
「だめ~~~~」
「とにかく、フランツが作れるのかが問題よね」
「やってみる。それとタンパには言っておくが魔都から持って来たニンジンの農地を作った。明日には収穫出来る」
「ニンジンね、了解。ニンジンを使った料理も考えておきます」
ニンジンの農地を作ったのは伝えておいた。
近いうちにニンジン料理が出てきそうです。
そうしたら俺の錬金術の出番だな。
冷蔵庫を錬金術で作る。
これは倉庫よりもキッチンにあったほうが便利だろう。
錬金術で作るのは、キッチンで行う。
「作るのは食堂のキッチンで作業する。みんな食堂にいこう」
「行きましょう」
タンパとともに食堂に移動。
材料としてミスリル合金は大量に持って行く。
金属で作るのがベストだろう。
それと冷やすのはスイの協力がいる。
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