『錬金794話 冷蔵庫を作る』
『錬金794話 冷蔵庫を作る』
「フランツさ、ニンジン農地を作ったんだって?」
「うん、モフルンとな。植えたからさ、明日以降には楽しみだ。みんなで見に行ってもいいさ」
「見てみたい、ニンジンを。見たことないもん」
「スイも知らないのか」
「だいたい魔竜とドリアード族とフェンリル族は、人族とかとは会わない習性があったわで、人族が食べている野菜はほとんど知らないのだ。タマネギもキャベツも知らないしな」
「スイの言ってる通りです。ドリアード族も辺境で生きてきたから、わからない野菜は多いよ」
「私も野菜に詳しくなった」
「村で野菜の勉強ができる」
「今後も増やす予定だから、勉強してくれ。俺も農業は実は素人同然だ。農業の知識もないし経験もなかった。全部ぶっつけ本番だ」
「フランツが経験なきとは見えないのは、錬金術のおかげですか。錬金術がなかったらフランツは農業は無理だったわけだ」
「じゃあ私と変わらないってことね」
「モフルンよりは詳しいと思う」
「なんでよ、同じです。スイだって知らないでしょ」
「フェンリル族よりは知っておる、魔竜をバカにするでない」
「あああああ、フェンリル族を下に見ている、今の発言は!」
「当然だ。魔竜だからな」
「こらこら、二人とも魔竜でもフェンリル族でもどっちでもいいから、農業をしてよな」
「そうですわね」
俺からしたらスイもモフルンも農業は素人だった。
まあ村の住人はほとんど素人だな。
農業に詳しい人はほぼいません。
「フランツ村長はいるかい?」
家で農業の談義をしている時に声があった。
声は女性の声だ。
「あの声はたぶんタンパですね」
モフルンがタンパだと言うと本当にタンパだった。
「タンパ、どうしたのだい、料理のことで来たのかな」
料理美魔女3姉妹の長女タンパだった。
「あのね~~~ちょっと相談が会ってきたの。いいかな、、、お時間?」
「どうぞ、フランツ様に話していいわよ、無理難題をどんどんとね。必ず錬金術で解決しちゃうから」
「ハードル上げるなよな」
タンパの相談て料理のことは難しいぞ。
はっきり言ってタンパの方が料理の知識は豊富です。
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