『錬金790話 ホーリーウィッチ族の歓迎会』
『錬金790話 ホーリーウィッチ族の歓迎会』
牛肉を頼むためリザードマンのいる牧草地に行った。
リザドには新しい仲間が来るからと伝えておく。
「良い牛肉を用意しておきますよ。食堂の3姉妹に持って行きます」
「ありがとう」
これで牛肉はオッケー。
次は食堂に行く。
サラが居た。
「サラ、今日は料理の仕込みはどう?」
「ええ、コメの料理を考えてました」
「そうかい、実は今日は特別な日になる。迷宮の5階層から新しい仲間になるホーリーウィッチ族が来る。10名くらいだが、豪勢な料理にしたい。リザドには牛肉をお願いした」
「そうでしたか、じゃあ歓迎会ですね。3姉妹とも一緒に最高の料理を用意します!」
「頼みます」
これで料理の準備も伝えた。
後がホーリーウィッチ族が地上に来るのを待つ。
それから時間が経った。
リアが俺の所に来て迷宮からサザンが来たと、
「サザンが来たわ。ホーリーウィッチ族も一緒に来てるって」
「俺も迷宮に行く」
迷宮に行ったら、入口にサザンがいる。
だがマニクリエなどはいないが。
「マニクリエ達は?」
「入口の所にいます。ただ怖がっています」
「怖い?」
怖いというので迷宮に入るとホーリーウィッチ族と会った。
マニクリエがいたから、ちょうどいい。
「マニクリエ、地上は怖くない。大丈夫さ」
「そういわれても、我々は長い間、ずっと迷宮にいた。地上とは繋がってなかったのです。いきなり地上に出るのは、勇気が要ります」
「勇気か、全然平気よ。私はアイスドラゴンのスイ。私も一緒にでるから」
「ええええ、あのアイスドラゴンですか!」
「そうよ」
「えっへん、私はフェンリル族のモフルンだ。さあ出よう」
「ええええええ~~~あのフェンリル族。初めてみます。実在したのですか!」
「俺は魔王だ。心配は要らん、村は平和だ」
「魔王! はじめまして、マニクリエです。これだけの仲間がいるのを知って、地上に行けそうです」
「行ってみよう」
マニクリエはみんなと一緒に地上に出た。
「うわあああああ、まぶしいです。太陽です!」
「地上は昼は太陽があるから明るい。夜は暗いさ。さあ、食堂に行こうか」
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