『錬金787話 対談の報告』
『錬金787話 対談の報告』
トラムの説明で、リアや魔王魔でも驚いた。
まあ普通は驚く。
「炎を使ったら、国王も黙ってないだろう」
「うるさかった」
「とりあえず、対談は続いた。国王は冷静だった。対談を持ちかけた本題があるからだ。本題は俺が思っているよりも重大だった。国王は村は魔竜がいる、ドリアード族もいる、フェンリル族に魔王もいる。それを戦力と見ていた。俺は違うt言ったがわかってくれない。納得してくれないのだ。国王は村が国にとって脅威になる。いつ反逆するかわからない。よって村の戦力を分散させようとした」
「戦力を分散とは?」
「どういうことかしら?」
「国王は俺に言った。村にいるスイとカエンとストラマーベルを村から別の町に移住させろという」
「ええええええ~~~移住! 私は移住しないわよ!」
「私もしない。する気もない」
「なぜ俺も移住なのか。王都に移住してやろうか」
スイ、カエン、ストラマーベルとも納得はしない。
カエンは知ってはいたが、やはり納得しない。
「王都はヤバいでしょ」
「でも移住させれば村の戦力を分散させたとなる。村長は戦力とは思っていないのにね。国王の勘違いだ」
「そうよ、勘違いです、嫌です!」
「でも国王は移住を認めないと、村を反逆する意思があるとみるという。俺に決断を迫った。村から移住させるかを」
「それでご主人様はなんと言ったの?」
「俺は断ったよ。もちろんさ」
「良かった」
「やっぱりフランツだ」
「国王はフランツ様を反逆とみると?」
「見るよ。俺がはっきりと断ったから。村の住人は一人も移住はさせないと言い切った。国王の顔は切り詰めていたけどな」
「村を弱くするためにフランツを王都に呼んだのか。わざわざ呼んだからには、それなりの理由があるとは思ったけどね」
俺が断ったというと、スイはホッとしていた。
「そうなると王都と村は仲は悪くなった。また何かしらの村に攻撃なり軍隊とかを送ってくることもあるってことね」
「そうなる。それでもいいかな、みんな?」
「当然でしょ!」
「騎士団が来ようが撃沈させてやる!」
「また勇者パーティーが来たら、今度こそ反省させてやすわ!」
「ありがとうな、みんな」
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