『錬金786話 対談の報告』
『錬金786話 対談の報告』
村に帰った。
王都とは遠いです。
やっと帰るとスイやモフルン達が出迎えてくれる。
モフルンが最初に来て、
「お帰りなさいご主人様」
「ただいま、俺がいない間、村で何か異変はあったかい?」
「いいえ、何も」
「よかった」
「ご主人様の方は、国王と対談したのでしょ。どうでしたか、成果はあったの?」
「対談はした。それは家で話そう」
家に行ってからモフルン、スイ、リア、それと魔王ストラマーベルも交えて報告をするとした。
テーブルについて俺から話した。
「王都では国王、勇者パーティーと騎士団団長ともいて、対談が行われた。話は俺が追放されたことだった。勇者が俺を使えないのにパーティーを追放したのはなぜかと。国王は理由がわからないとなった。勇者のグラティアスはパーティーにいた時は俺が使えなくて弱ったという。ミーシャも弱すぎたから追放して当然だと。それではなぜ追放した後にこの強大な戦力を持つ村を持てたのかとなった」
「フランツ様が強いからですよ」
「フランツが強いのがまだわかっていないのか。国王もいい加減にわかってよね」
俺の強さをわかってくれるスイとリアがあきれた。
「勇者グラティアスも村長を認めないのは強情だ。魔王の俺が今度会ったら言ってやる」
「頼むわ」
「それで話は俺が実は強いのではとなる。俺が錬金術で王都周辺にいた強烈な魔物を動けなくしていた。さらに勇者パーティーにも魔物が接近しないように動けなくさせていた。だから俺はパーティーでは魔力と体力を消耗していた。活躍はできていなかったことを説明した」
「うん、わかる、膨大な魔力と体力を消耗していたのよ」
「説明したらわかるでしょ、国王も勇者パーティーも」
「いいや、わかってくれない。俺の錬金術を認めようとしないんだ。特にグラティアスは。しまいにはカエンが機嫌悪くなって、、、」
「ええっと、カエン何かしたの、国王に?」
「国王にはしてない」
「えっ、じゃあ国王以外の他の人に?」
「うん」
「オイラが説明するグラティアスを燃やした」
「マジか!」
「嘘だろ!」
「国王がいる前でか!」
「燃やした。だってコメ神様をバカにするから許せなくなったのよ」
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