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『錬金784話 ギルドを全焼させた』

『錬金784話 ギルドを全焼させた』


「はい、冒険者ギルトの中に集まってタップと話していた」


「どんな内容か聞いたのか?」


「聞きました。タップは暗殺パーティーを雇い、オイラ達3人を殺す計画だったと。タップは村長のことで国王から減給もされてたらしい。ただオイラとカエンに勝てると思って、ギルドで戦いになったんです。殺しはしませんよ、面倒ごとになるから。軽く動けなくしてやった。タップ以外はね、タップはかわいそうかな、あははは」


 トラムは苦笑いした。

 タップは違うのか?

 苦笑いには意味がありそうだが。

 トラムは話すのを止めるとカエンがニコット笑った。


「心配は要りません。私がギルドマスターのタップを燃やしました。ファイアブレスでね」


「燃やした! タップをかい?」


 カエンが燃やしたという。

 大丈夫ですか。

 死んだのか。

 普通に考えたらカエンのファイアブレスを受けたら死んでも不思議はないです。

 安らかに眠ってくださいタップ。


「ええ、燃やした。でも生きてましたし、自力でギルドの外に出ましたから死んではいません」


「まあカエンがギルトも全焼させたからな。外に出ないと焼け死ぬ」


「なんだって!! ギルトごと燃やしたって言うのかい?」


「はい、ファイアブレスで建物はもう燃えてしまい、朝になったらびっくりする。火事でもあったのかなって」


 カエンがギルトごと燃やすのは驚いた。

 タップは助かったらしいです。

 ただ後でギルドが燃えたのは事件になるでしょう。

 だれが燃やしたのかと。

 火事で終わればいいが。

 国王とかが犯人を探すと面倒です。


「マジかよ、、、火事では済まないかもな、、、」


「どうしますか」


「なるべく早く王都から出ようか。村に帰ろう」


 それが一番いいでしょう。


「帰りますか、そうっすね、何も知らないふりして帰っちゃいましょう」


「私は何か悪いことしたのかな?」


「あはは、、、」


 カエン自分がどんだけ凄いことをしたか、わかってなかった。

 宿屋を出て村に帰ると決まった。

 特別な用事はないし、帰るのがいいだろう。

 ちなみに宿で拘束した暗殺パーティーの仲間は解放した。

 

「おい、お前達さ、暗殺パーティーはみんなオイラが倒したよ、解放してやる、その代わりに、すべては黙っておくこと、いいな」


「はい、黙ってます、、、」


「誰にも話しません、、、助けてください」


 拘束は解いて、宿屋から出した。

 トラムが暗殺パーティーらには念を押した。

 相当にトラムを怖がっていたから、話すことはないでしょう。

 俺らも宿屋を出た。

 

「あそこです村長、見てください、大勢の町の人が集まってます」


「本当だ。完全にギルドの建物は丸焦げだ。水で消火はしたみたいだが、騎士団団長ルーリンもいる。犯人を探しているかもな」


「さっさと行きましょう。見つかると、、、あ、、見つかったっぽい」

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