『錬金783話 ギルドを全焼させた』
『錬金783話 ギルドを全焼させた』
俺はトラムとカエンの帰りを待った。
二人が宿屋から出て行った。
俺は残るように言うのは、相手が誰だかわからないので、危険だという。
まあ、トラムとカエンのふたりだから、大丈夫だとは思うが、心配はする。
最初に部屋に来たのは3人だ。
今は拘束している。
それと通路にも一人いる。
それも拘束した。
何も話さないので、俺は困った。
武器を持って入って来たのをトラムがまとめて気絶させた。
一瞬だったのは、お見事です。
俺なんか、真っ暗で何も見えなかったぞ。
しかも気配すら感じなかったから、侵入されてわかったくらいだ。
そこはトラムは俺よりも遥かに敏感だ。
王都に来て、城で国王と対談した。
国王は俺と村を良く思っていないのがわかった。
それと繋がっているのかな。
それとも単なる金品を取りに来た強盗かだ。
強盗であって欲しいものです。
国王から寝ている所を襲われるって嫌ですからね。
「村長、帰りました」
「トラムか、どうだった、なにか情報は掴めたかな、強盗ならいいけど?」
トラムとカエンが帰った。
ケガもないし問題はなかったかな。
「はっきりしました。侵入者の後を追いかけました。するとびっくりでした」
「びっくりとは?」
「侵入者は暗殺パーティーでした、そしてリーダーはなんと、昼間会った武器屋の店主でした」
「なんだって~~~あの店主かい!」
トラムから信じられない情報が来た。
単なる強盗ではなかった。
昼間武器屋に行った時の店主だったと。
とても親切な人だったけど、わからないものだ。
「店主でした」
「会った時から俺を狙っていたのかな?」
だとしたら恐ろしいが。
「考えにくいよ、だってあそこの武器屋に入ったのは偶然だった。偶然見つけて入ったもの。店主も驚いたのかもです」
「運命的だな」
「それと驚くのが、暗殺パーティーが向かった場所です。場所は冒険者ギルトの建物でした」
「ギルドだって!」
おいおい何で冒険者ギルトが出て来るのだよ。
ギルドはタップがマスターをしている。
多くの冒険者が登録して、仕事を得ている場所だ。
タップが暗殺パーティーと繋がっているのなら、問題だろう。
まして俺を殺しに来たなら。
個人的に俺を憎んでいたのか。
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