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『錬金775話 アドマイヤグル視点 宿屋を襲撃』

『錬金775話 アドマイヤグル視点 宿屋を襲撃』


「お待たせ」


 夜になってメンバーを招集させた。

 男女10名いる。

 現在の時刻は真夜中。

 ほとんど人は外を歩かない時間帯だ。

 標的はフランツとその仲間。

 もう寝ているだろうから、寝たまま殺す計画。


「よし、全員集まったな。これから宿屋を襲撃する。場所はすでに確認している。王都の宿だ。3人とも同じ部屋に宿泊中。寝ている部屋に侵入して3人とも部屋で殺す」


「部屋は何階だい?」


「一階だ」


「一階か。楽だな」


「上の階よりは楽だ」


 メンバーは楽だという。

 まだわからないので、安心は禁物だ。


「ファイアドラゴンとフェンリル族も標的だ。いくら敵の人数が3人ととはいえ油断はするな」


「わかっている。勇者パーティーが敗北するのは聞いた。油断はしませんよ。全力で殺しますよ」


「殺したら、死体はそのままでいい。回収はタップがする。盗賊に殺されたとかにみせかけて始末するだろう」


 集まった場所からフランツの宿泊した宿屋に移動した。

 俺たちの漆黒の乱は全員が隠密の行動の訓練を受ける。

 真夜中や暗い部屋での行動でも動ける。

 足音はない。

 誰も俺達の足音は気づけなく動く。

 真っ暗では目はわずかな明かりでも動けるように目を訓練している。

 そのため暗い部屋で俺たちと戦ったら、確実に俺たちが有利になる。

 標的は何が起きたかわからぬまま死ぬ。

 そうやって今までも実行してきた。

 今回も同じだ。

 たとえファイアドラゴンとフェンリル族でも、真夜中では俺たちに勝機があるのさ。

 そして標的の宿屋に到着した。

 標的は一階であるから、その部屋の付近に近寄る。


「アドマイヤグル、この部屋だな」


「そうだ、この部屋にいる。寝ているところを3人とも殺す。刃物で胸を刺せばいい」


「はい」


 メンバーと標的と殺し方の確認をする。

 あとは実行するのみ。

 10名が一度に動くのは多い。

 今回は標的が3名だ。

 こちらも3名送るとする。

 仲間の3名にだけ指示する。

 俺は残りのメンバーは部屋の近くで待機した。

 3人でも十分だろう。

 直ぐに殺して帰ってくると思う。

 

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