『錬金773話 王都の宿屋』
『錬金773話 王都の宿屋』
「ふ~~~~食った~~~~」
「オイラも腹いっぱいっす~~~」
「最後は唐揚げいっぱい食った。俺も何も食べられないな」
肉屋で唐揚げを何個も追加で食べてしまった。
それだけ美味しかった。
肉屋を去り宿屋に入った。
今日は王都に宿泊する。
慌てて帰る予定も無いため、王都にいる。
トラムも宿泊したいというので、決めてとなった。
「綺麗な宿です。部屋も広いし王都にきて良かった。まあグラティアスにはムカっときたけど」
「今頃はカエンに髪を燃やされてどうしているかな。カエンのことをブツブツ言ってるとしたら、ざまあみろだ。オイラも好きじゃないアイツは。でも村長さ、国王は村を厳しく規制するつもりだった。スイとか危険な人物を村から移住させて村の弱体化をしようとしていた。国王は村の敵です」
「私も移住させようとしていた。なんで私の名前がでたのよ。まだ村に住んだばかりなのに」
「カエンは魔竜。きっと国王は魔竜を恐れているんだよ。オイラにはわかったよ、国王は魔竜にビビっているさ」
トラムは唐揚げを食べていたときと違い、厳しい顔になった。
スイとカエンには要注意しているのは俺にも伝わった。
国王が俺を敵視している。
「俺も感じた。国王は敵視していて、村を制御したいと。もし制御できないなら、全面的な戦いになるとも感じた」
「いいじゃない、私が王都をぶっ潰すから」
「カエンはヤル気ですよ村長」
「トラムがカエンを押さえてくれ。俺には無理だ」
「ええええ、オイラが! 厳しいっすよ」
「トラムも一緒にやるのよ」
「オイラもかよ!」
「俺はスローライフがしたんだけだな」
「村長のスローライフは、難しくなってきました。いくら言っても理解してくれない。住人が増えると国王は増える度に恐怖していくのかもね」
「本当は安全なのにな。国王を村に呼んで生活させたらどうかな。きっと村長の言っていることがわかるよ。スイもカエンも安全だってね」
「そうなるといいが、さすがに村には来ないよな、今日の感じだと。村を極めて危険な村ってみているもんな」
王都と村が全面的戦争になる。
このまま行ったら、いつかは戦争になると感じた。
俺は本当はゆったりとしたいのだが。
いつになったら、ゆったりとできるかな。
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