『錬金763話 王都の料理屋』
『錬金763話 王都の料理屋』
料理を食べてプリンも食べたところで店主が来た。
「お客様、プリンはどうでしたか」
「甘くて美味しいっす。空っぽです」
「もっと食べたい!」
「ありがとうございました。ところで、その野菜は買ったものですか、いっぱい持ってきてますが」
俺らが持ってきていた野菜に店主が気づいた。
結構な量があるから、目立った。
なぜもってきたかと言うと、王都の野菜に詳しい人に見てもらいたかったからだ。
重いのにわざわざ持ってきた。
商人でもいいが、せっかく料理人がいるので、野菜やコメを見るプロに見てもらおう。
「はい、この野菜とコメは俺の村で作ったのですが、どの程度の品質があるのか知りたいと思ったのです。店主は料理人ですから、見たらわかるかなと思った、良かったら見てください」
「へええ~~どうぞ出してください。拝見しますよ」
店主は女性だった。
綺麗な女性店主。
親切にも俺の頼みを受けてくれる。
女性店主に手渡した。
「コメですね。うん、すごく良いコメですよ。輝きがあるもの。コメは王都にあり、全国からコメが集まってきます。これはその中でもすごい輝き! 何これ、見たことない輝き!」
「村のコメは最高ですよ、私は大好物で、あまりの美味しさに、王都を破壊したくらいですからね」
「ええ、破壊、王都を?」
「そうですよ、王都はめちゃくちゃに破壊したのは私です」
カエンは言わなくて良いことを言い出す。
ファイアドラゴンで王都で暴れた本人。
しかし事情が摘まない店主の女性は混乱中。
やめなさいカエン。
それ以上は言うな。
「確か、、、王都に最近になってファイアドラゴンが出現したのが原因と聞いてます。あなたみたいな少女には無理でしょう。それにしてもコメだけでなく、タマネギもいい色だ。匂いもいい。こんなタマネギも見たことない!」
「どうですかね、店主の経験から判断して、タマネギなどは王都でも売れる品質ですかね?」
ジャッジを聞いた。
オムレツ風の料理の腕から任せることにした。
「売れると思う、、、このタマネギを切ってもいいですか、色と匂いは上級品です、間違いない、もっと見たいです、料理人の感が言っている、凄いタマネギだと。お願いですお客様、このタマネギを切らせてください!」
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