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『錬金762話 王都の料理屋』

『錬金762話 王都の料理屋』


「お皿をお下げします。デザートでしたら、うちのプリンは美味しいですよ、おすすめです」


「プリンですか、いいですね、3つお願いします」


「ありがとうございます」


「プリンてどんな料理っすか」


「プリンは料理でもあるあが、デザートと呼ばれる。甘くておいしい。トラムは甘いのは好きかな?」


 店主からプリンをすすめられた。

 プリンは大好きですから、即決でした。


「あまり食べたことない。フェンリル族の生活はずっと隠れて暮らしてきた。甘い食べ物は馴染みが少ないので大歓迎っす!」


「甘いの食べたい、早く食べたい。さっきの玉子料理は美味しかったから、期待できる」


「おまちどおさまです。プリンです」


「どうも、うわああああ、コップみたいな器に入ってる。黄色い!」


「食べてみな」


「オイラが先に食べるっす、、、、甘~~~~い。なんて甘さ! これは何で出来ているのかな」


「卵と牛乳に砂糖も入っている。やっぱり卵がいい卵だと思う。美味しいな」


 プリンは卵を使う。

 最初のオムレツ風のが美味しかったから、プリンも最高のプリンだった。


「やっぱり王都ってすげええ。オイラはまた王都に来たいっす」


「私も、また来たい。ていうかプリンを村でも作って欲しい。村の料理美魔女3姉妹に言って作ってていうわ」


 二人とも大変に気に入ったみたい。

 偶然この店に入ったが正解だった。


「材料が足りない」


「あっそうか、卵がないのか、残念です。でも村に来る商人に注文はできるよね」


「できるよ。今度来た時に頼むとしよう」


「忘れずに頼んでよ」


「忘れないよ」


 商人に会ったら、注文しよう。

 俺も食べたいからだ。

 

「オイラも覚えておく。忘れないように」


「まあ、プリンの話は先が楽しみ、将来があるもん。玉子料理にプリンもできるから。牛乳はあるしね」


「うん、牛から牛乳は取れる。美味しい牛乳だ」


 牛乳はあるから、卵だな。

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