『錬金755話 王都の武器屋』
『錬金755話 王都の武器屋』
「いいよ、ほら、ミスリル剣だ。さっきの剣と比べたら見劣りするだろう」
さすがに高価な剣は違う。
俺が自作で錬金術の剣は性能はいいが、持った感じは、品格は落ちるだろうな。
「へ~~~~~これが村長の剣か。凄い光ってます! さっきの剣は貫禄があって凄いけど、村長の剣も負けてませんよ。いや負けるどころか、軽い! カエンも持ってみなよ」
「どれどれ私は普段は武器は使わないタイプだが、おおおおおお、本当だ軽いし、切れそう!」
「俺のは特注だ。錬金術で作ったからな。そこらの剣とは違うさ」
トラムとカエンが俺のミスリル剣を持って、感動していた。
剣は使ってないが、わかるらしい。
「えええっと、ちょっと彼女さんの持っている剣を拝見させてくれませんか?」
店主はカエンが持っているのが気になったみたいだ。
ただカエンは固まっているみたいに動かないが。
どうした?
トラムが動きのないカエンを触れるも、
「大丈夫っすかカエン、どうしました、、、」
「あああ、、、、あの、、、彼女って私のこと、、、」
「ええ、彼女さんと言いました。たぶん、こちらの方の彼女だろうと思いまして」
店主はカエンを俺の彼女と思ったらしい。
そこで彼女と呼んだ。
彼女と呼ばれたカエンは、びっくりしたのか、動揺していた。
「かかかかか、彼女、、、コメ神様の彼女だってええええええええ」
「知らないっすうう!」
「カエン、店主が剣が見たいらしいが」
「きゃあああああああ、コメ神様ああああ、私は彼女ですか?」
「いや、その、剣が、見たいと言っているのだが、、、」
だめだ、カエンは彼女と呼ばれて上がっている。
俺とトラムが話しかけても返事がおかしい。
とにかく剣を店主に渡した。
店主はミスリル剣を入念に見る。
角度をかえてみたり、触ってみたりと。
武器のプロに見せるのは初めて。
作ってはきたが俺意外には触れさせることもなかった。
果たして錬金術の剣はどう評価されるか。
「、、、こ、こ、こ、この剣はあああああああああ!」
「どうしました!」
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