『錬金753話 王都を歩く』
『錬金753話 王都を歩く』
「怒っている、カエンの火力に驚いたのさ。オイラは嬉しかったけど、だって勇者に言われっぱなしではムカってきていたから。カエンが火を勇者にやったときは嬉しかった」
国王との対談は終えて城から外に出た。
解放感があった。
長く国王やら軍師やらと話をさせられたのが終わった。
やっと終わった~~~~て感じです。
「ふ~~~嫌な対談は終わったぞ」
「オイラもカエンみたいに攻撃してやればよかったな、特に勇者に」
「もっと燃やしても良かったか、国王以外はみんな燃やしたかった」
「二人とも、攻撃はダメさ。あそこはあくまでも話し合いの場だから、暴力はしてはいけないよ」
「暴力禁止ですか」
「言葉の暴力は凄かった。コメ神様に対する汚い言葉、酷い言葉が多かったもん、許せなかったのよ、火を出したのは謝ります。でもわかって欲しい、私はコメ神様に言った勇者が許さないから燃やしたのを」
カエンは俺が暴力はダメと言うと、火を出したのは謝罪する。
俺もダメとは言っても、嬉しい部分はある。
俺のためにカエンは犠牲になり火を出した。
「わたっか、ありがとう、カエンにトラム。さあ城での対談は終わった。もう心配ないしさ、王都でゆっくりとしよう」
「オイラは、いろんな店をみたいっす」
「そうねえ、やっぱりコメ料理店がいい!」
「カエンはコメか。もちろん王都であるから、コメ料理を出す店はあるよ、見てみよう」
城を出てからは、王都の町を歩いてまわることにした。
歩いてといえ王都は実に広い敷地の大都市。
ある程度は目的を決めないと、どこに行っていいか、わからなくなる。
東京での観光だって同じだ。
やはり決めた方がいい。
歩くと、商店も見た。
「武器屋ですね、村長は武器屋に興味ある?」
「のぞいてみよう」
武器屋に入った。
店内は武器が並んでいる。
壁には強そうな武器がかけてあった。
「いらっしゃいませ」
「わああ、すっげええ武器だ。いっぱい飾ってあるっす!」
「高そうだな。良い武器になるほど高い。トラムが見ているのは、冒険者でも腕のある者だろうな」
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