『錬金748話 国王と対談』
『錬金748話 国王と対談』
「ファイアドラゴンはきっと国に帰ったのだと思う。元は東の大陸にいた。だから東の大陸に帰り現在は村にはいないかもしれません」
「よく言うぜお前ら。ファイアドラゴンは村に住んでいる。オイラが保証するよ。絶対に住んでいるってな。それともグラティアスや騎士団は弱いから、村には来れないかよ」
「この小僧、生意気です。私が騎士団団長ルーリンって知ってるのかしら!」
「ルーリン、落ち着け」
「落ち着けるかよ!」
「落ち着けって」
四聖騎士に必死に押さえられるも、ルーリンはキレそうです。
「てめえな、小僧。勇者パーティーをなめんじゃねぞ」
「なめてないよ、弱いのを弱いと言って悪いの?」
「この野郎、表にでろ。ファイアドラゴンなんて怖くもねえんだよ!」
「じゃあファイアドラゴンの私がトラムの代わりに出てあげますよ!」
トラムが外に出ようとしたら、トラムを止めてカエンが言った。
ああああ、カエンが怒るのは避けたいのだが。
「はあああ?? お前が俺の相手を? 女と遊んでいる暇はねえよ、、、、、ファイアドラゴンの?? おまえ今さ、ファイアドラゴンって言った?」
「私がファイアドラゴン、カエンだ。さあ部屋の外に出よう。私が戦います」
カエンがファイアドラゴンと言ってしまった。
隠していたわけはないが、遂に正体が明かされた。
ファイアドラゴンとわかった瞬間の部屋の空気は静かだった。
「まさかだよな、、、、あのファイアドラゴンとは姿が全然違うが?」
「おい、おい、ルーリンよ、お前は見たのだろ本物のファイアドラゴンを、どうなのだ、本物なのか?」
「いいえ、軍師違います。私が村で見たファイアドラゴンは、竜の巨大な姿でした。人型ではありません」
「ルーリンが言うのは本当です。俺たち四聖騎士もはっきりと見てます。全くの別物。しかし変形できるのもです軍師」
変形してカエンが人型になったのは正解です。
やっと気づいたか。
「そうです、私はここにいるコメ神様に敗北しました。魔竜は負けるとその方に従う習性がある。そこでファイアドラゴンの竜の形態から人型になったのです。凄い?」
「人型になった、、、」
「やっぱり人型になったんだ、、、」
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