『錬金741話 国王と対談』
『錬金741話 国王と対談』
「凄いっす!」
「それとこれから国王の部屋に入る。トラムとカエンには伝えておくが、決して暴言や汚い言葉、ケンカをしたりはしないこ、いいな?」
「はい、しません。コメ神様の立場があるからですね。私は聞かれたら答えます」
「オイラもそうします」
「頼むよ」
トラムとカエンには、万が一のことで言っておいた。
何か言われて、ケンカになっても困る。
国王以外に誰がいるかもわからない状態だ。
俺自身も気をつけよう。
部屋に到着して部屋に通された。
部屋には10名ほどか。
見た顔もあった。
今回の話し合いのメンバー国王、軍師ゴラッソ、冒険者ギルトマスターのタップ、騎士団の団長と四聖騎士、それと勇者パーティーだ。
グラティアスもいた。
俺は目は合わせなかった。
「フランツ、そこに座りなさい。それと横にいるのは誰かな、一人言ったはずだが」
俺に話しかけてきたのは男。
年齢は高い。
軍師ゴラッソだ。
顔は知っている有名人だ。
元は騎士団の団長だったと聞いた。
今でも最高の戦力であり、最高の軍事の指揮官。
現在は団長はルーリンに譲り、国王の側近となったため、見る機会はなかった。
「村では一人と言われました。しかし俺は以前に勇者パーティーと戦闘してますから、護衛役で二名を来させました」
「認めてないぞ」
「認めてくれないなら、行かないと言いました」
「わかった、紹介しろ」
紹介するとなり、トラムから話す。
「オイラはトラム。よろしくな!」
なっ、いきなり、ため口か!
大丈夫ですか。
フェンリル族のトラムには敬語という概念がないのかもだ。
「おまえ! 国王様によろしくって何だ、失礼だぞ!」
「すまん、悪かったよ、ごめんなおっさん」
「おっさん~~~~~~~~」
「おい、フランツよ、このトラムとか言うのを追い出せ、今すぐに追い出せ!」
軍師ゴラッソが怒りだす。
さすがに国王がいるのに、あの発言ヤバかった。
最初に注意しておいたが、トラムには無駄だったようだ。
俺が悪い。
トラムをわかっていなかったのだ。
「すみません、トラムは静かにさせます。トラムはもう話すな」
「はい、わかった」
納得したかわからない。
「次にその女だ」
面白かったら☆☆☆☆☆に
ポイントしてもらえると嬉しいです
頑張れます
↓↓↓




