『錬金736話 王都から呼ばれる』
『錬金736話 王都から呼ばれる』
「ご主人様、農地のコムギの収穫しますよ」
「おお、いいぞ、たのむよ」
モフルンがコムギの収穫を手伝ってくれた。
俺は家の外で、倉庫の中を掃除中。
倉庫は農作物を保管するので、綺麗にしておきたい。
こまめに掃除はしていた。
保管するものが増えると、倉庫も狭くなる。
増えてきたら、増築も必要だ。
倉庫で作業していたらトラムが来た。
「村長、大変っす」
やや難しい顔をしてきた。
なにやら村に来たか?
「村に来たか」
「はい」
「魔族か?」
「いいえ、王都からです馬車が来てます」
「王都から?」
予想とは違った。
王都とは意外な来訪者だな。
しかも馬車とは。
俺が行くしかないだろう。
トラムには伝える。
「俺が会うよ。一緒に来てくれ」
トラムと一緒に村の付近まで出向いた。
馬車が一台いた。
魔族ではないから接近するのは危険は無いでしょう。
俺は特に用心はなく馬車に。
馬車からは男性が一人降りてきた。
制服を着ている。
国の使者だとわかる。
「初めまして、私は国王様からの使者で来ました。フランツに話があります」
「俺がフランツです。話は聞きますが、なんでしょう。国王からとは普通の話ではないでしょう」
やはり国からで国王の命令だった。
紳士そうな服だな。
それで俺を国王が嫌っているとかかな。
「国王様はフランツにお会いしたいと言ってます。この村についてです。村は作るにはいいですが、ある程度の規模になれば許可が要ります。ターバンド国の領土ですからここは」
「わかります。国王が支配する領土ですから、認めてもらいたいですね俺としては」
「つまりは国王様は村をどうするかで話があるのです。よって王都に来て話し合いをしてください」
要は村をどうするかで話があるから王都に来いてか。
まあいつかは言われるとは思ってはいたから、俺としては構わない。
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