『錬金733話 勇者視点 王都から呼ばれる』
『錬金733話 勇者視点 王都から呼ばれる』
兵士に連れられていったのは国王の部屋だ。
厳格な警備がしかれており、侵入者は直ぐに発見される。
よって侵入するものは、ほぼいない。
まれに財宝欲しさに入るバカがいるらしいが、牢獄行きだ。
俺は勇者パーティーであるから、兵士は俺の顔は知っている。
怪しまれることはなく、国王の部屋に入れた。
ミーシャ、フィーネルも続いた。
「グラティアス、ミーシャ、フィーネルは席に付きなさい」
「はい」
軍師ゴラッソからの指示を受ける。
俺らは席に座らせられる。
席を見渡すと国王がいる。
指示してきた軍師ゴラッソ。
さらには冒険者ギルトマスターのタップもいた。
俺とは目をちらっと合わせる。
「最近は絶不調らしいな」
「うるさい」
「まあ、そう怒るなよなグラティアス。フランツに迷惑を受けているなら、俺もだ。今日はフランツの件らしいぞ」
タップは俺に話しかけてきた。
内容はフランツのことだと。
なぜ知っているのだ?
お前は知れるような人物じゃないだろう。
タップと話ているとルーリンの姿もあった。
ルーリンは、
「フランツにまた、やられたらしいな。いい加減フランツをわからせてやれよ」
「うるせえよ」
ルーリンは騎士団団長だ。
それと騎士団の騎士団四聖騎士の四人も隣にいた。
ふん、俺からしたら、うるさい奴ら集合だ。
「そのフランツが今日の主題だぞ、グラティアス」
「フランツですか、、、」
「そうだ、グラティアスにミーシャ、フィーネル。それに騎士団団長ルーリン。騎士団四聖騎士の四人。冒険者ギルトマスターのタップ。以上はフランツの件について会議をするとなり呼んだ」
軍師ゴラッソが説明する。
いつも通り偉そうで気に食わない。
「フランツの何を話すのかしら。国際市場にいたのはグラティアスから聞きました。また市場ですか?」
「フィーネルよ、市場は頻繫には開催されない」
「じゃあ、放置したら?」
「放置はできない。フランツの今後のありかたについて話し合う予定だ」
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