『錬金731話 ジャガイモの料理』
『錬金731話 ジャガイモの料理』
「へ~~ジャガイモだけじゃないの」
「ニンジン?」
「うん、ニンジンとブドウはあるよ。先にジャガイモの農地を作った。順番的には次はニンジンかな、次にブドウも作ろうと予定している。忘れていたわではないよ」
忘れていたわけではなくて、忙しかったのが原因。
あまりにも忙しかったからジャガイモの農地から最初に始めた。
「時間があったらニンジンとかも始めるってことよね」
「うん、そのうち始めるさ」
「農地も最初の頃よりも広がった。最初は小さかったもの。コメもできたし、ジャガイモでしょ、もっと拡大するのかな?」
「拡大したいなと俺は考えている。まだまだ村にない野菜はあるだろう。それも作ると農地は拡大だ」
「まあ領地は広いから、拡大できます」
「そうなるともう小さな農村ではなくないます。もう村ではなくて町です。いずれは町と言ってもいいです」
「そうね、でも町と呼ぶにしろ、村と呼ぶにしろ、名前がないですからね、もう辺境の村でよろしいかと」
「モフルンが考えたのでいい。辺境の村。いいじゃない、フランツ様」
「いいよ、辺境の村だ」
モフルンが決めてくれた。
俺はネーミングはこだわらないので、いいと思った。
「じゃあコメ神様は、辺境の村の村長ね」
「そのうちに世界的に有名な村長になるわよ。だって農作物は世界一美味しい。蜘蛛の糸は絶賛された。牛肉も美味い。きっと村は有名になる。そしたら私も有名になっちゃうわ。魔竜がいる村ってことで」
「フェンリル族もいるわよ」
「ドリアード族もいるのだからね」
「有名にか、、、ゆったりとスローライフしたかったのだが、、、」
俺のイメージではスローライフな農村を描いていたが、現実は発展しまくってます。
そのうち町や都市になるかもな。
まあ、それは俺にはコントロールできそうにないと感じた。
ここまで発展したのも流れに任せた結果、今に至るからだ。
「スローライフよりも、大都市を目指しつつある。フランツが大都市の長になる日がくる」
「うん、頑張ろう!」
「頑張って大都市に!」
「大都市を作ろう!」
「やれやれ、みんな夢がでかいな。誰か俺の代わりに村長してくれないかな~」
食堂で話が脱線した。
急に大都市を作るみたいに盛り上がった。
面白かったら☆☆☆☆☆に
ポイントしてもらえると嬉しいです
頑張れます
↓↓↓




