『錬金724話 大浴場で魔族に』
『錬金724話 大浴場で魔族に』
女性が答えた。
パヒューナとセルラ。
ビビと同じ魔将娘だった。
またか、、、ビビと同じく俺を誘いにかけてきたのかな。
「ビビがいた、、、同じか、俺をリアから離そうとして誘うのか?」
「おっしゃる通りです。ストラマーベル様がリアと婚約するのに村長は邪魔なのでございますわ。そこで我らがストラマーベル様の為に体を使って誘うとしたのです」
「逃げなくていいのよ、私の所においで」
二人ともビビと同じく大きな胸が目立った。
まいったな、、、。
大浴場では逃げ場はないに等しい。
恐ろしい考えをする魔将娘に、頭が混乱していた。
「ストラマーベルの命令か?」
「いいえ、違います、独断です。魔王様に使える身分ですから、これくらいはします」
「します」
「はっきりと言う。俺とリアは何もない」
「嘘です。一緒の家に寝泊りしているのにですか、何も無いのは不自然ですわ」
確かにパヒューナの言う通りだった。
俺も言ってて、おかしいなと思う。
まさに正論だった。
いや認めたら負けだ。
「本当だ」
「村長は、どうも信用度は低いです魔将娘には」
「うううう、どうしたらいいのだ、、、めっちゃ誘惑してくるな」
「さあ、我ら魔将娘と遊びましょ」
セルラが俺に接近する。
湯気ではっきりとは見えないが、セルラとパヒューナもビビと同じく裸に近いか。
どんどんと接近してきた。
困ったな、このままだと逃げきるのは容易ではない。
もうすぐそこまで接近したときに、
「ご主人様~~~~」
「誰か来ましたね、、、」
「この声はモフルンか?」
いいタイミングでモフルンの声が聞こえた。
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