『錬金718話 ジャガイモを収穫する』
『錬金718話 ジャガイモを収穫する』
カエンはジャガイモの収穫したのは初めて見たらしい。
不思議そうに触っていた。
「今日にも食べて見たいなあ」
「サラと3姉妹に渡せば料理してくれそうだわ」
「うん、収穫したら渡そう。きっと美味しい料理ができるさ」
ジャガイモの料理の話で盛り上がった。
収穫はできるから、すぐにでも収穫はしておこう。
「これからしましょう、やりたい!」
「フランツ様、みんな収穫してみたいと、手も空いてますから」
「よし、みんなでジャガイモの農地に行こう!」
「それと村長に注文があるのですが、聞いてくれますか?」
ドリアード族のメヌエットも呼んでいた。
農作業をしているメヌエットも当然行く。
その彼女が聞いてきた。
「うん、何でも注文してくれ」
「はい、私は農作業をしてますが、収穫する際に運ぶ道具が欲しいと思ってました」
「運ぶ時に使う物かな」
「そうです、収穫するとたくさんの野菜が取れますよね、それを倉庫に運んでいます。袋に入れて運ぶ。でも袋に入れて運ぶのは、ちょっと手がかかるかなと」
メヌエットが注文したのは、運ぶ際に袋では手がかかるというもの。
確かに量があると大変だよな。
「メヌエットの欲しいのは収穫したのを運べるものね、フランツ様なら、作れそうだけど」
「作れると思う」
そうだな、イメージ的には野菜がいっぱい乗せられて運べる道具だな。
自動車はないから、荷車なんていいかな。
台車に乗せてタイヤが付いており、楽に運べる。
タイヤ周りの駆動部分はミスリル製。
その他は木製でいいだろう。
イメージは出来たので、後は錬金術の出番だ。
ミスリル合金を錬金術で加工した。
タイヤがあって押したり引いたりできる。
ミスリル製だから壊れることはないのもいい。
それと荷台部分のは木製で作った。
ミスリルノコギリで木材を切った。
木材はリアがしている植林で取ったものだ。
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