表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

71/1066

『錬金071話 コショウを売る』



 金はあるし、できたら塩は欲しかった。

 やっぱり塩は必須だな。

 塩分はどうしても体に必要と言うし。


「塩はあるよ、これだ、どれくらい欲しい?」


 塩はあったので、適当な量を購入。

 それでもコショウが貴重なため、高く売れたので、金は余った。


 儲けたな。

 これならコショウを定期的に売れば金は作れそうだ。


 店主とは仲良くなり別れる。


「ご主人様、コショウは高価な香辛料でした。店主も喜んでいました」


「うん、コショウが取れる山で良かったな。モフルンが居なかったら、あの山には行ってないし、この街にも来てないよ。本当にモフルンのおかげだよ」


「嬉しいです、褒められて。次はどうしますか?」


「特にないや。十分に来たかいがあったし」


 俺が褒めたら少し照れていた。


 コショウとゴマを売り切り、塩は購入した。

 もう目的は達成したのもあり、ゆったりと街を散歩した。

 

 街に来て、知らない人に会うのも何日かぶりだな。

 今まで勇者パーティーにいた頃は、普通に人に会うのが当たり前だった。


 冒険者ギルドに行けば、うじゃうじゃと武器と防具を持ったのがいた。


 王都は特に人が多く、過密都市で、何をするにも人がいた。


 辺境地に来てからは、スイとモフルンだけだ。

 だけど不思議と寂しさはなかった。


 勇者パーティーにいた時よりも、今は充実している。

 自分のやりたいことしてる感じか。


 イチから何もない、まっさらな荒れ地から開発しているのが面白い。

 それにくらべたら勇者グラティアスのところにいた時は、面白いと思ったかな。


 自分で今が面白いと思ったかな。

 生活は安定していたけど、違う何か足りない物を感じる。


 今はそれがあると思う。

 街を歩いていると、とある店で俺は止まった。


 この店は酒が売っているな。

 ちょっとのぞいてみようかな。


「この店さ、酒店だよ。寄ってみよう」


「酒店?」


 モフルンは人と関わらない生活してたから、酒を知らなくて当然か。


 店主が来て、


「お酒なら種類があるよ。ビールもあるし、コメの酒もあるよ」


「ええ、それじゃビールとコメの酒が欲しい。お願いします」


 酒店もあり、勢いで購入した。

 俺はお酒は少し飲むくらいである。


 なんでも作れるのは作っていく考えでいきたい。

 俺の錬金術でどこまで出来るかを知りたいしだ。

下にある★★★★★から評価してもらえると嬉しいです(^^;

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ