表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

708/1066

『錬金708話 巨人族の処分』

『錬金708話 巨人族の処分』


「落とし穴か!」


 落とし穴だった。


「落とし穴、それはどんな風な穴かな。例えば落ちたら、下に槍があるとか、または炎で焼かれるとか」


 色々あるのを女王が聞いた。

 マニクリエが答える前に巨人が振るえる。


「やめて~~~~~~~、槍とか炎とか嫌~~~~~~」


「だまれ巨人」


 巨人は女王ににらまれて黙る。


「いいえ、私もはっきりとはわからないのです。何しろ穴がずっと下に続いていて見えないのです。古来から落とし穴は最下層まで落ちるとか、噂があったのですが真相は不明です。よって悪いことをすると落とし穴に落とすと言われるのです」


「ひえええええええええ~~~~~」


「うるさい巨人」


「やれやれ~~~~~~~」


「やれやれ~~~~~~~」


「その落とし穴を紹介します。みんな、巨人ネフィリム族は落とし穴まで運ぶのです」


 マニクリエが宣言した。

 仲間が巨人ネフィリム族を運びだす。

 すでに傷ついており、抵抗はできない。

 無抵抗に運ばれる。

 200人もいるので労力がいる作業だった。

 俺も手伝うとするのをリアに言う。


「運ぶの俺も手伝うよ」


「私もやる、メヌエットも一緒に運ぼう」


「うん、手伝うわ」


 メヌエットとサザンも協力して運んだ。

 時間がかかったが巨人ネフィリム族は200人が運ばれた。

 そこは大きな穴がポッカりと開いている。

 気味が悪い穴だった。

 黒い穴で、何でも飲み込みそうな穴。


「ここに落とすのですね」


「落とします。それが巨人ネフィリム族にふさわしいでしょうし、両親もきっと願っています」


「落とせえええええええええ」


「落ちたら最後だ、二度とここには戻ってこれねええ!」


「落ちた階層で地獄を見ろ!」

面白かったら☆☆☆☆☆に

ポイントしてもらえると嬉しいです

頑張れます

↓↓↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ