『錬金704話 魔界樹に再び加護』
『錬金704話 魔界樹に再び加護』
女王が触れるのを止めると、他のドリアード族も離れた。
リアもだ。
攻撃された時よりは良い。
「フランツ、凄いでしょ」
リアが来て自慢する。
「完全復活とはいかないが、元に近い状態だ。驚いたよ」
「完全には難しいかな。フランツが錬金術で力を貸してくれたら、もっと回復するかも、だって木は土と繋がっているわけで、錬金術で土を良くすれば、木も元気になるでしょ、どうかな?」
「俺の錬金術でか、気づかなかったが、不可能でもないか」
リアから指摘されたの魔界樹をドリアード族が復活させるのは限界だが、錬金術でなら、もっと回復できるのではという。
全く不可能ではないのは、地上でも土を変えていたからだ。
マニクリエが俺の錬金術について聞いてきて、
「フランツの剣は錬金術だったのですよね、他にも錬金術が使えるというのですか?」
「うん、使えるよ。今、リアが言ってくれたのは錬金術で使う道具のミスリル農具」
ミスリル農具は今は持っていなかった。
「ミスリル農具、、、剣しか持ってないと見えますが、、、」
持っていないとマニクリエは疑問に思っている。
そこで緊急でミスリル剣を錬金術で加工する。
形は剣の形を農具の形にした。
たぶん形は変えなくてもいいとは思うが、直ぐに加工できるしやってみた。
マニクリエは驚く。
「ええええええ~~~、あれだけ強い剣がぐにゃぐにゃになって、農具になったあああ!」
「これがフランツの錬金術です」
「この農具で土を?」
「説明よりもフランツに直接やってもらおう、お願い」
「やってみるよ」
マニクリエだけでなく、ホーリーウィッチ族の大勢が俺のミスリル農具に注目している。
注目されつつミスリル農具を持って、土を掘ってみた。
土はボロボロとは言わないが、豊かな土とはほど遠かった。
それが掘った瞬間に変化する。
まずは色が変色した。
色は豊かな茶色に変色。
その変色にホーリーウィッチ族は目撃した。
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