『錬金693話 ホーリウィッチ族の食事会』
『錬金693話 ホーリウィッチ族の食事会』
「本当のことよ」
「それなら、フランツ村長に頼みがある」
「いいわよ、どんどんといいな」
「リア、俺を何だと」
「それでは言いますが、この草原は迷宮の魔界樹があるので、草も木も育っていますが、そのミスリル何とかを使えば、ここの土も進化しますか?」
「たぶん、土は良くなると思う。ここの土はあまりよくない感じする。きっと太陽も当たらないからかもな、後でやってみよう」
「お願いする」
ミスリル農具で土を掘るのはいいかもな。
来た時の地上状態よりは良い土だとは思うが、良い土になるに越したことはない。
「土に関してはフランツ村長の右に出るものは地上ではいないぞ。それは女王の私が保証する」
「勝手に保証しなしで、めっちゃプレッシャーかかる」
「凄い、女王の保証付きなら、なおさらお願いする!」
「あはははははは!」
「女王!」
女王が愉快に笑っているところだった。
急にサザンが女王の横に来たのだった。
それも楽しい食事会の顔ではない。
真剣な顔である。
どうしたのか?
サザンの動きは機敏だった。
女王はサザンが横に来た瞬間に笑いは止まった。
そしてサザンに、
「何事かしら」
「護衛です」
護衛??
サザンは護衛と、一言。
「理由は?」
「魔力を感じます。それもかなりの数、そして強い魔力もです」
「敵ですか?」
「俺にはわかりません。ただホーリウィッチ族の魔力とは違うのは確実です」
サザンが説明する。
女王の笑いは消えて、真剣な顔になった。
マニクリエも真剣な顔になった。
和やかな空気は止まった。
リアはフロアー全体に集中しだす。
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