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『錬金692話 ホーリウィッチ族の食事会』

『錬金692話 ホーリウィッチ族の食事会』


「あははは、魔王といっても攻撃はしないです」


「それなら安心して行けます」


 料理は軽く食べた。

 ホーリーウィッチ族との交流も進んだし、なんといっても彼女らの生死がかかっていたのを救えたのが大きい。

 村を作ってきて、いいこともあったが、特に嬉しい出来事と言える。

 自慢してもいいと思う。

 和やかな空気が迷宮の魔界樹を中心に広がっていた。


「フランツ村長に質問です?」


「なんだいマニクリエ、言ってみて」


 マニクリエが言った。

 俺に質問らしい。

 かまわん、なんでも答えるよ。


「ええっと、昔にこのダンジョンは魔術士によって封印魔法がされたと聞いてます。中にいる魔族をダンジョンに閉じこめたとされる。理由はあまりにも危険だから、封印して地上とダンジョンを断絶させた。これでダンジョンは迷宮と呼ばれたと聞いてます」


「うん、俺もそう聞いているよ」


「どうやっても迷宮の魔族では封印は解けませんでした。多くの者が挑戦したと聞いていて、それでもまったく解けなかった。地上に出てやろうとする魔族や魔物も多く存在します。フランツ村長がどうやって封印魔法を解いたのか知りたい」


 何を聞きたいのかと思ったら、迷宮の封印魔法の解き方だった。

 これに関しては俺も返答は難しい。

 なぜかというと、まずは俺が自発的に解いたわけではない。

 農業をするからミスリル農具で領地の土を掘った。

 それで土は開拓される。

 迷宮の封印魔法も解除してしまったのだ。

 つまりは、迷宮の封印魔法は偶然にも解いてしまっただけなのだ。


「ええっとだな、それは」


「錬金術です」


「錬金術で??? 錬金術ってあの使えないと言われるスキルですよね」


「そうです、その錬金術士です、フランツは」


 リアがありがたく丁寧に説明するので俺はもう言えない。


「錬金術で、どうやって」


「農作業をするので迷宮の真上の土を掘った。そしたら封印魔法を解いてしまったのが正解。封印魔法を解けるし、どんな土も農地に変える力があるのよフランツは、凄いでしょ、もしこの辺んもいっぱい草が生えているわね。そしたらフランツに頼んだらいいさ、土が信じ割れないくらいに進化するからさ」


「土が進化? 土って進化するものて知りませんでした」


「おいリア、進化は言い過ぎだよ」


 進化って、別のものになることだろう。

 俺は神様だと思われかねないので、注意した。

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