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『錬金691話 精霊の加護を与える』

『錬金691話 精霊の加護を与える』


「はい、私ことマニクリエがホーリーウィッチ族の長をしています」


「まだ若い女性に思えるが」


 女王が聞くものの、女王と比べると若いかな。

 まあこれは女王には内緒だが。


「若いです。元は父が一族の長でしたが。迷宮にいる魔族に命を取られました。母も同じです。その後を引き継いで私が長となったのです」


 なんと父親と母親がいたが現在は戦死したという。

 悲劇があったようだった。

 その結果、ホーリーウィッチ族の長はマニクリエがしている。

 大変な過去だな。


「悪いことを聞いたな。でも迷宮では魔族と魔族で争いがあるとなるが」


「あります。迷宮内は色々な魔族がうごめいています。仲の悪い魔族も存在する。この迷宮に関しては我々も詳細なことはわかっていない。この5階層とその付近の階層しかわからない。ただ両親を襲ってきた魔族は現在は何階層にいるかさえも不明です」


 マニクリエも両親を殺した魔族は不明らしい。


「だれもこのダンジョンを最下層まで攻略した者がいないとされると聞いている。生き抜くのも困難な迷宮か、地上よりも過酷だな」


「地上のことは全く分からない。生まれた時から迷宮ですから。でも一度は地上に出てみたいですが」


「出れるよ。迷宮の真上はフランツ村長の村がある。敵はいないし、フランツ村長と一緒に行ってもいいのではないかな」


 そこで話が俺に振られた。

 マニクリエらが村に来てくれるのはいい。

 いつでも来てくれて構わない。

 きっと村のみんなも楽しく迎えてくれるはずだ。


「俺はいいよ、マニクリエらがいつ来てもいいよ、村で待っている。料理も出します」


「行きます!」


「おいでよ、私は姫ですが村の住人ですし、他にもフェンリル族が10数名、魔竜が二名に魔族が10名以上はは住んでいる」


「ええええええ~~~、フェンリル族、魔竜! それってドリアード族と同じく伝説級の種族ですよ! なんでそんなに村に集まっているの!」


「フランツが集めたのよ。伝説級のを集めるのが趣味なのよ」


「ひぇええええ趣味!」


「おいおい趣味とかじゃないぞ。気が付くと集まっていたのさ。狙って集めたわけではない」


「あとね魔族の一人は魔王です」


「魔王も! ちょっと大丈夫かしら地上に行っても、頭痛が」


 マニクリエはフェンリル族やら魔王と聞いて、頭痛が起きたらしい。

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