『錬金690話 精霊の加護を与える』
『錬金690話 精霊の加護を与える』
マニクリエはお礼を言った。
とても清々しい光景だった。
ドリアード族は魔族をよく思っていない種族と女王が言っていた。
その女王と魔族のマニクリエが抱き合っている。
俺は感動した。
こんなこともあるのだなと。
メヌエットも他のホーリーウィッチ族と握手したりする。
俺はリアの所に行った。
「リア、よく頑張ったな、凄いよ」
「私だけじゃない、ドリアード族みんなで力が合わさったからよ」
「そうだな」
リアは見たことないくらいに喜んでいた。
マニクリエが俺に感謝を言いに来た。
「フランツ村長には感謝します。最初は敵だと思い攻撃をしてしまったのはお詫びする」
「いいえ、俺は木が元に戻って良かったです。これでホーリーミントが育つようになるのですね」
「ええ、育つと思う。育てばホーリーウィッチ族は生きていけます」
「ホーリーウィッチ族が死なずに済んだのが俺には最高に嬉しいですよ」
「ドリアード族の皆さんを歓迎して、歓迎会をします、さあみんな食事の用意を!!」
なんとホーリーウィッチ族が俺たちを歓迎して食事会を開くという。
そんなことしなくてもと思うが、ホーリーウィッチ族からしたら、生死がかかっていたわけだ。
マニクリエの発言でいっせいに動き出した。
ドリアード族の40人が座れる椅子とテーブルが用意された。
早いな、あっという間に準備される。
食事も運ばれた。
軽食のような簡単な料理があった。
「ドリアード族さん、どうぞ飲み物と軽食でもどうぞ!」
「いただきます!」
リアは元気よく言って食べていた。
俺はリアの隣に座る。
感謝されるのは良いものです。
飲み物は冷たいけど美味しかった。
「いや~~~こんないドリアード族が集まり、何かをするのはめったにない。マニクリエはこの5階層の長なのかい?」
女王がマニクリエに聞く。
俺も思ってはいたが聞けなかった。
まだ若い女性であるからな。
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