『錬金689話 精霊の加護を与える』
『錬金689話 精霊の加護を与える』
リアに応援のメッセージが届く。
応援が起きるとドリアード族の40人が迷宮の魔界樹に触れていく。
「よし、リア姫に続こう!」
「リア姫の後に続け!」
サザンとメヌエットも40人の中に入り、迷宮の魔界樹に加護を開始した。
声援がリアを中心に声が届いた。
ドリアード族全員が木の周囲を一周する。
集中して力が木に伝わっていってると思う。
前回はサザンが一人だった。
触れた部分だけしか回復しなかった。
けど今回は40人以上いる。
絶対にイケると思う!
「おおおおお、迷宮の魔界樹が変化していくぞおおおおお~~」
「本当だああああああああああああああ」
「良くなっている、元の木に戻っているわ!!」
周りのホーリーウィッチ族は感激する。
前回のサザンよりも効果は段違いだ。
やはり人数が多い分だけ精霊の加護の効果は大きいと証明された。
この分だと完全に迷宮の魔界樹は若返りそうです。
声援が続き、迷宮の魔界樹は俺が見ていても若がえっていくのがわかった。
衰えていた枝もグンと伸びる。
幹は水分を得たように見える。
そして女王が声を出す。
「よ~~~~し、完全に元の状態に近い形になった!」
そう宣言した。
「やった~~~~~~~~」
「ドリアード族さん、すげええええええ」
「女王ありがとうございます~~~~~~」
大歓声が起きたところで、加護は終わった。
リアも作業を止めて、声援に手を振った。
マニクリエも感激したようで女王に抱き着く。
「ありがとう女王」
「我々のできる範囲でやった。見てのとおりに木は若くなったでしょう」
「はい、見違えるようになりました。ドリアード族の皆さんの行いは決して忘れません!」
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