『錬金688話 迷宮に再び行く』
『錬金688話 迷宮に再び行く』
俺の方から女王のドリーンを紹介する。
来るからにはマニクリエに紹介はしておこう。
「どうも私がドリアード族女王のドリーンだ。今回は迷宮の魔界樹がピンチと聞いて来た」
「女王様ですか~~~~~!! まさか女王が来るとは思いませんでしたので、光栄です。その迷宮の魔界樹ですが、あちらにあります大樹です。ずっと我ら一族を守ってきた木ですが、最近になって調子がよくない。老齢かと思います。迷宮の魔界樹が死ねば我らホーリーウィッチ族も死ぬ運命なのです」
「話は聞いた。木の精霊であるドリアード族が力を貸す。さあ準備をしよう」
女王とマニクリエの話は力を貸すことで合意した。
迷宮の魔界樹に向かった。
そこからは多くの家があり町が形成されていた。
ホーリーウィッチ族は不安で見に来ている。
多くのドリアード族に期待しているからだ。
「迷宮の魔界樹です。見て頂けたらわかると思います。弱っているのが」
マニクリエに言われて女王が触れる。
ゆっくりと触れていた。
「ええ、これは大変に弱っています」
「女王はわかるのかい?」
「わかります!! これでも女王だぞフランツ!」
「すみません!」
俺が余計なことを言った。
弱っているのは確かなようだ。
原因は不明で、老齢なところだとうとなった。
植物は年齢は樹齢100年とか1000年とかあると聞く。
しかしいずれは寿命がくる。
その時が近いのかもだ。
ドリアード族の加護で回復して若さを取り戻すのに挑戦だ。
「我らドリアード族には精霊の加護という力がある。それを与えることができる。迷宮の魔界樹にドリアードの精霊の加護を与えます!」
「お願いします、女王!!」
「お願いします、ドリアードよ!!!」
「私は女王の娘で姫のリアです。私も精一杯加護を与えます!」
リアも母親に続いて加護をする。
迷宮の魔界樹に触れた。
「おおお、姫まで来たのかい、頑張れ~~~~」
「リア姫、頑張れ~~~」
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