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『錬金685話　ドリアード族を誘う』

「フランツ、女王の私を説得させるとは、娘が好きになるのもわかった気がする。外に行きます。仲間のドリアードに私から伝える」

「おねがいします」

「まあお母さんったら！」

　リアは急に顔を赤くする。

　家から外に出て、女王ドリーンがドリアードを呼んで集める。

「ちょっと私から話があるの、集まって～～～」

「は～～～～～い、ドリーン様～～～」

「ドリーン様がお呼びだ～～～～～」

　大勢のドリアード、男女が集まった。

　中には子供もいた。

　そこで女王の口から説明してくれた。

　迷宮に行くこと。

　リアとサザンとメヌエットもいくこと。

　迷宮が村にあること。

　迷宮にはホーリーウィッチ族がいること。

　迷宮の魔界樹に加護を与えるについても説明した。

　女王が説明を終えると、

「俺は行きます、リア姫が困っているなら行きます」

「私も行きます。リア姫が必要と言ってくれる。行かせてください」

「僕も！」

　誰からも反対する声は聞こえなかった。

　次々とリアと一緒に行こうと言う声。

　それだけリアが信頼されている証拠か。

　それにしても多くの終えが上がっているが。

　もしかして、みんな行くとかじゃないよな。

　俺の予想を超える人がリアに賛同している。

「リアはドリアードでは人気者だ。この人気は村に行く前からだったけど」

「サザンとメヌエットも人気あるわよ」

「どうかな、リアとは違うレベルだろう」

　サザンはリアを軽く笑っていた。

　姫という存在だからサザンとは違うてことか。

　そこで結果は何人くらいが迷宮に行けるのかを確認したいので女王に聞く。

「結果は何人行けますか？」

「そうですね、ざっと40人てとこか」

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